さて実戦では空中君の手つきが少し初心者っぽく学生麻雀の名残が感じられどうなるんやろと思っていたら何と最初の半荘トップを取りよった。25萬待ちリーチで実は親の見せたまえDrが258萬待ちのリーチしこれに2万ツモり満貫上がって競り勝った。いやー、意外とやるなあ。
サブアラドDrはそれよりも「こてるは萬子牌が下向きになっても正さないんだな」と牌の上下逆なのが気になる様子だ。「気になりませんよ。それに下手に触ると手牌がばれたりすることもあるでしょ。『触らずの14枚』って言葉もあるしー」と答えたのだが、みんなこの言葉も五味康祐のことを知らなかった。意外だ。剣豪小説で人気だった作家だが麻雀も好きで「五味康祐のマージャン教室」という著作もありその中で五味氏は上下対称の牌14枚は触ることがなく「相手が手牌の上下を直している牌は万子とか字牌。それを読み切って、相手の手を推理する」と説いて警告したのだった。そんなことにも気がつくものかと驚きをもって受け入れられた。しかし一世を風靡した流行作家の命は短いものだ。ちなみにその有名な14枚とは、
である。
ただし、その知識が役だったということは実のところあまりない・・。
2回目の半荘ではラス目の私がリーチドラドラ辺7ピン待ちだったのを彼は追っかけリーチしてきた。一発でつかんだのが3索でこわごわ切ると「一発です!」裏ドラも乗り満貫放銃。これに見せたまえDrが大喜び、空中君も大満足。私はドボンをこらえるのが精一杯でビリで終わった。トップの空中君、何と2連勝だよー。おいおい初ゲストにはサービスするもんなの?(↓手を叩き喜ぶ見せたまえ、空中雀士のお姿)
ちくしょーものだが、実はこのあと4回半荘をやっての結果は私が総合トップで、空中君はマイナスの負け組に入っていた。おっほほほ、いい目に合うのは最初だけ。麻雀ってきびしいものよ。
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