人間ドックの問診欄に日頃している運動を記載するところがある。その人は30才代半ばの男性。ボウリングをすると書かれてあって職場が国分スターレーンの近くでもあるしきっとマイボウラーだろうと尋ねてみた。案の定で「ボールの銘柄は何ですか」と聞くと少し戸惑っていた。言ってみたところで分かるはずがないと思ったのだろうが「大丈夫です。たいていのボールは私、知ってますよ」と促され「DV8がメインです」と答えてくれた。「ああ、DV8ねー。カラーリングが派手ですよねー」と即反応した。DV8は私がメインで使っているブランズウィック系と同じグループのボールで近頃よく見かける。聞けば6個もマイボールを持っているとかで国分スターレーン主催のボウリング大会にも出ているそうだ。私が国分でもたまに投げると言うと「この前の試合にも出てませんでしたか」と逆に聞かれたりした。出てはいないが今度国分で会ったらいっしょに投げたいっすね。見た目、ベネズエラ出身の名ボウラーアムレト・モナチェリに似ているので教えてあげたら、ちんぷんかんぷんの表情で全く知らないようだった(当たり前か)。仕事上でも同好の士を見つけるとついつい話しも長くなっており、ムッちゃんNsが背後で早くしろポーズを取っていたのでそれでお終いにした。
夕方、今度はMRさんたちがどっさり医局前の廊下に並んでいた。その中に倍売る薬品の開けたいゾMRがいた。今度は麻雀ネタだ。前回来た時に最近の麻雀戦術の進歩について私が話し「福地誠さんの一連の本がよくまとまっていい」と教えたらその中の「麻雀の正解」という本を買って読んでみたという。で、結構衝撃を受け「途中まで読んで先へ進んでいません」という。どういうことかと聞くと「今までの自分の打ち方が否定され過ぎてどうしても抵抗がある」のだと。ああ、それは分かるナァ。「間チャンドラ1の手は即リーチ」とか昭和時代の麻雀戦術書には全く出てこなかった。慣れ親しんだ打ち筋を大幅に変えるのは難しいものだ。しかし私はそうしたのである。で、結果明らかに勝率が上がった。福地本のあるとおりに打てば仲間内の麻雀ぐらいなら勝ち組に回れる、これは麻雀本をかつて読み尽くした私の感触で、だからこそいつものメンバーにはあまり教えていない。負けが込んでここ1年以上も打たなくなった里馬君には1冊プレゼントしたがその後どうなったかな。開けたいゾMRには教えたが昭和麻雀にこだわりを捨てきれないならそれもでいい。しばらくは私に分があるだろう。ふふ。
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