これはある救急要請の一例だ。個人情報のこともあるので日時、具体名はぼかす。深夜3時前くらいに要請があった。幼児が夜間目覚めて足が痛いと泣き出し、おろおろした親が救急車を呼んだ。幼児は夜の7時頃家の玄関でドアに足を挟み痛がったがその後は落ち着いていたので様子をみて寝かせていたのだった。これには受ける病院側も少し困った。外傷があって出血しているわけではないし仮に来てもらい骨折が疑われたとしても深夜レントゲン技師を呼んで撮影するほどの緊急性はないはずだ。(自分の足の骨折を見逃すくらいの医者が正しく診断出来るのかという問題もある)湿布か何かで痛みを抑える処置をするくらいだろう。結局は搬送するには至らなかったが、どうやら何か重大なことでも起きているのではないかという親の不安が救急要請に走らせたようだ。周囲に年配の経験を積んだ人や気楽に相談出来る人がいれば別に呼ぶこともなかっただろう。核家族がほとんどとなった今の時代故のケースだ。この場合いきなり救急車でなく病院に電話してくれても良かった。いきなり救急の前にまずは相談してみて。
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