2月になった。まだ寒い。昨夜はそのまま寝てしまったが、未明の午前2時ごろに目覚め、ネット麻雀天鳳を打ってみた。毎度言っているが、こてる日記の中で麻雀ネタは人気がない。それでも書くのは書きたい理由があるからだ。
場はすでに南2局で私が親番。私の持ち点は1万3400点でラス。ここまで一度も放銃がないというのに流局とツモられ貧乏で他3人と結構な差がついてしまっていた。そして期待の親番でもらった配牌が↓である。
ちょっとぉーと言いたくなる手だ。ひどい。東南西北のバラバラ字牌に、数牌はスジでつながりが全くなく、対子も第1ツモで1ピンが重なり3つは出来たが七対子に行くにも遠い。普通の手を作るにも5向聴という最悪に近い手だ。どう頑張っても手役は出来そうにない。頼みは東か南の字牌重なりが出来てポンして手役字牌のみくらいか。「はぁ・・」とため息をつきつつも、北から字牌を切り丁寧に手を作るしかないと打ち進めた。だがー。こんなクソ手が何と親のバイマン2万4千点に化けるのだ。12巡目にようやく聴牌しリーチ!と打って出た。役はリーチのみという安手。ただ、ツモればリーチツモ三暗刻で親マン1万2千点になるかもと淡い期待を抱いていた。そこに持って来たのが7索。これは対面の当たり牌だった。しかし幸運にも私には4枚目だったので槓することができ放銃回避となった。そして嶺上(リンシャン)牌をツモるとそこには・・何と残り1枚しかなかった上がり牌1ピンではないか!
リーチツモ三暗刻に嶺上開花、そして1ピンが槓ウラで3枚(ピンク矢印)乗ってのぴったし親バイ8千オールで一気にトップ目に立った。あのクソ手が・・配牌時は「なんツイていないんだ」と呪いたくなったのにー。親のバイ満なんて実質最高手のようなものだ。くさらず丁寧に打ったのが良かった。どうせ上がれないからーと字牌抱えて最初からオリていたら対面か上家が上がっていたはず。そうなれば残り局数からいってもまずビリで終わっただろう。一言で言えばツイていた。でもそれまで大きなミスをせずにたまたまビリになっていただけ、いつかいい日が来ると思ってくさらずに打つ。それが大事と教えてもらった一局だった。
0 件のコメント:
コメントを投稿