「火曜日の夕方晩御飯食べてると兄の友達がUFOが~と叫んできて、戻った兄が興奮してるので、また一緒に行ってみると、謎の光が二つ」と写真を載せていた。撮影場所は違うがMBC報道とほぼ同じ映像だ。「下は海です。↑こんな感じでしたが、周りをヘリコプターが飛んでました」「きっと何かの訓練だったんでしょうけどさすがにびっくりしました」いやー、何も知らなければ「UFOだぁ!」か「北朝鮮のミサイルかー?」などと言いたくなるのも分かる。
MBCはその正体をネットで調べたら分かったと教えてくれた。こういうケースは「水路通報」というのが役にたつという。「水路通報」とは海上保安庁のホームページなどで公開しているもので、船が海を安全に航行できるよう海上工事や航路標識の変更などの情報を随時提供するものなんだそうだ。それによると、「2月17日と21日の午後5時半から午後7時半までに薩摩半島の南の海上で、海上保安庁の訓練がある」との記載がちゃんとあった。十管本部に問い合わせたところ、確かにこの日、この時間帯に鹿児島航空基地の航空機が照明弾の投下を伴う救難訓練が行われていたとのことだ。
「南薩で目撃された2つの光。不安を感じた人もいたようですが、調べてみると、海の安全を守ろうと人知れず訓練を重ねる海上保安庁の職員たちの努力の光だったようです」とMBCニュースは結んでいた。なーるほど。ま、怪しいものではなく縁の下の力持ちの光だったということで何よりだった。
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