日常診療中に急にテンションが上がることがある。
下血患者の緊急大腸内視鏡をしていて憩室出血の出血源を見つけた時、うちの内視鏡スタッフによると「こてる先生のテンションが上がって急に元気になるのが分かる」んだそうだ。それはそうかも。今日の下血のケースも上行結腸に凝血がべったりとあって見ればドクドクと出血していた。まさしくそこだ!ですぐに止血処置に入り上手く止められた。毎回この日記でも内視鏡医冥利に尽きるなどと書いている。
そうだ、昨日はキスマンクリニックに紹介患者の検査結果を伝えに電話を掛けたところ、受付の女性が私と同姓であると分かって急にテンションが上がった。「え、何?キスマンクリニックのマ〇〇〇さんですか。私は青雲会病院のマ〇〇〇です」と一発かまし、「結婚してマ〇〇〇になったの」「いいえ」「ということは最初からマ〇〇〇かぁ。いい名字ですよねえ」など電話口で余談を続けるものだから周囲が少し呆れていたよ(⌒о⌒)。
また外来患者で初老の女性の名前が「奈子」と昭和20年代生まれにしては平成っぽい名前だったのでそこを話題にしてみたら、「そうなんですよー」と食いついて来た。「博多のアイドルグループHKTにも『奈子』って名前の子がいますよ」と教えると、「そうらしいですね」と知っていた。少しテンションが上がり、「なかなか時代を先取りした名前で、親のセンスを感じる」と言うと、「そうでもないんです」とのこと。「私は3番目の女子で上2人は漢字3文字で子が付く普通の名前だったんですが、呼ぶ時は2つ字で呼ぶんだから最初から2文字にする」と付けられた名前が「な子」だった。余りにもテキトーな名付けのせいで「何て読むの?」と聞かれることがしょっちゅうで、成人した後、家庭裁判所に漢字変更を申し入れたら一発でOKだった。そこでめでたく「奈子」になったというわけだ。だよねえ。せめて「なこ」にしてくれたら面倒なことにはなっていなかったろうに。
昼休みにシホねえNsからLINEメールに画像がたくさん送られて来た。「優しくて面白い大好きな彼氏です💝😍幸せ」と絵文字付きで新しい彼氏の紹介だった。へーえ。息子とのツーショットもあったから公認って感じ。今年始めに「いい人がいたらこてる先生とカールさんに紹介します」と書いていたからさほど驚きはしなかったな。いいねえ、テンションMAXで。
カールも飲み会制限も緩むらしいからまたシホねえNsといっしょに飲み会をしたいって言っていた。テンション上げて暑さも吹っ飛ばそうかい!
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