2022年6月12日日曜日

94なのにそれも頼むんかい

山形屋に夏用のパンツ(ズボン)を買いに行った。2階の紳士服売り場には年に数回は訪れる。今回はカールが「よく着ているベージュ以外の色を」とのことで薄いブルーとグレーが混ざったのをセレクトしてくれた。問題はサイズだ。健診の時はお腹を引っ込めて測定するところ、ここではわざと膨らませて測ってもらった。出来上がりで余裕がなくなるのが嫌で少し大きめサイズが好みなのだ。

すると店員さん「(ウエスト)94cmです」と言うではないか。へっ!そんなに?せいぜい88cm、どんなに大きくても91cm程度だろうと思っていたのに・・。かつては85cm以下のこともあった。体重が80kgからなかなか落ちてこないのはやはりそういうことか。

このあと昼食をとなったが、まだ午前11時前で食べるには少し早い。この前行ってみたセンテラスにまた行き、最上階の15階に行って「黒ノ壽」はどうかと見たが、開店は11時半からとのこと。展望テラスから階下を眺めると南側に「小金太ラーメンがあるね。行ってみる?」とカールが提案した。なるほど、聞いたことのある有名店だが私たちはない。この機会に行ってみようか。↓が小金太ラーメン。といってもよく分からないでしょう。

拡大して見ると↓。

小金太ラーメンは天文館公園が目の前の樋之口町にある店で、あらら、ここも11時半開店だった。でも「20分くらいなら待つか」と行列に並んだ。途中、去年なくなった同級生の店「清美軒」やこれも同級生の店「蜂楽饅頭」の前を通り、子どものころ何度か世話になった地蔵角交番をちょいと眺め、「無邪気」の白熊には小さな行列が出来ていて少し驚いたり、確かこのあたりに「このみや」という鳥の店があったはずだがと見れば今は「このみや不動産」になっていたり、それにタイヨー銀座店が60年近く前とほとんど変わってなかったりで驚きだった。千日町一帯は思い出と結びつき過ぎだ。このラーメン店も元の実家から歩いて2分程度、並んでいる間も眺めれば、角玉会館や中村さんちは一等地のビルのままで、今では取手市の市長になった藤井君ちはそのまま「フジイハイツ」になっていた。ただ、天文館公園は昭和40年代の様相とはまったく別物になっている。洗練され綺麗になった。日焼けした女の子が噴水の中を行ったり来たり遊んでいたのが可愛かったナ。

時間になり、みんないっせいに店内へ。私たちはチャーシューラーメンを頼んだ。それに付け加えて私はおにぎり1個とギョーザを1皿追加したが、カールは内心「ウエスト94cmとだぁと分かっているのに、これじゃダメだな」と思ったそうな。うむむ、ほんとは90cmないし、ラーメンだけじゃさびしいでしょ。それに初めての店だからさ、ギョーザも試してみたいしー・・。

豚骨スープにチャーシューがこれまたたくさんのっていた。確かに美味しいラーメンだ。でもチャーシューは公称94cmには少し多かったかな。次は普通の小金太ラーメンでご飯、ギョーザなしでもいいか。というのも、夕方19時になってもお腹がほとんど空かなかったのよ。「だからね」とどこかで誰かの声が聞こえたようだが、きっと空耳だったろう・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿