2022年6月19日日曜日

「写真」の効用

スチョル先生のところへ内視鏡検査を頼まれ出水市まで出向いた。ちょうど当番日にも当たっていたところ、スチョル先生「以前と比べて当番日を受診する患者がガクンと減った。午前が終わろうとするのにたった3人だよ」と言う。コロナの影響なんだろう。少し具合が悪くても「行けばコロナ患者も来ているかもしれない」という気持ちが抑止力となって受診控えになっているとみる。ま、それだけ本来は休日受診しなくてもいい患者が多かったのでは。

今回はスチョル先生の2番目の兄のてげてげ先生が胃カメラを受けるために鹿児島から来ていた。「スチョルクリニックで受けるのは初めて」とのことだが、実は2年前は青雲会病院で私の担当で受けていた。「確かその時にクニンダDrとも会っているが」とてげてげ先生が覚えていて「確かにそうですよ」とMacBookProのアプリケーションソフト「写真」に入っている写真を見せた。すぐに写真を見せられるのは、先生の名前で検索した結果だった。撮った写真の人物はほぼ全てタグ付けしすぐに検索出来るようにしているからこそ出来る芸当だ。

で、その時は気づかなかったが、てげてげ先生、2年前とまったく同じシャツを着ていた。おそらく先生も意識していなかったとは思うが。上が2年前、下が今回。

私は年に1回の会合に行く時は必ず「写真」アプリを立ち上げ、前年の服装をチェックし同じ服を着ていかないようにしている。人間の志向というものは似たようなもので無意識に同じ服装を着ていくことがままある。それに対し参加した人は1年前とはいえ意外と覚えているものなのだ。特に同窓会、忘年会などは年に1回しか会わない人も多いので気を遣う。

写真を撮りまくり、自分でも面倒と思っているタグ付け。それなりの効用はある、とちょぴり思ったネ(笑)。

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