朝、内視鏡室に行くと、助手のウラコさんが近寄って来て「先生(私を見て)」という態度を取った。「うん?ええとどうしたのかな・・」と曖昧な返事をすると「うん、もう!」と少々おかんむりだった。
上に上げているゴーグルがなんだかキツネみたいだと言いたいのか、何か新しいメイクでもしたのかと思いきや、「もう・・髪をバサッと切ったのですよ」と言われてしまった。あ〜〜来たよ、来たよ。女性は髪を切ったことに気づいてくれないと気分を害するんだ。私はそれでカールに何度も痛い目に遭っている。カールの場合は何の前触れもなく「髪切ったのよ!」と怒り出すんだもん。まあ10cmも短くしたらせめて「あ、髪切ったんだ」ぐらいは言わないと女性は大抵機嫌を損ねる。これは妻や恋人でなくてもいっしょだ。言うと、「(短くなって)おかしいでしょ」と謙遜するのだが「いやいやそんなことないよ」と言っておけば丸く収まる。一番良くないのはやはり気づかず無関心でやり過ごすことだ。
ウラコさんは職場でも数少なくなった私より年上女性職員なんだけど、その点に関してはやはり女性なのだった。男性職員、女性が髪を切ったことには敏感になろう。そして必ず一言声を掛けよう。そうしないと、それはカミナリ注意報より怖いことになるやもしれないのだ。
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