2020年6月20日土曜日

カール、超スピードで「愛の不時着」

朝6時台のNHKニュースで韓ドラ「愛の不時着」の特集をやっていた。ここ最近あちこちのメディアで取り上げられていて、配信するNetflixでは視聴者数1位をずっと守っている大ヒットドラマだ。それがNHKまで取り上げるとなればますます加熱やな。

そんな話をカールにし視聴を勧めると、ほとんど韓ドラは見ない彼女も見てもいいかなという態度だった。そこで彼女のMacBookAirでNetflixが見られるようセッティングした。まずすべきはブラウザアプリをMacで通常使うSafariでなくてChromeにした。UーNEXTだと速度調整機能があるのでSafariでもChromeのどちらでもよいが、Netflix視聴するならChromeで見なさいということ。私が通常そうしている。それはChromeの拡張機能「Video Speed Controller」を使えばドラマの早送りが可能になるからで、1.5倍速どころから2倍速、4倍速と早送りで見ることが出来る。韓ドラは字幕で見るのでこれとの相性がいい。特にカールはせっかちだから絶対にこの機能は必要だ。私は1.5倍速で普段は見ている。カールは2倍速にして見ていた。「それで筋が追える?」と聞くと「うん、これくらいがちょうどいい」だと。

動画というのは速くすぎると内容を理解できず、逆に遅すぎると集中力が切れてしまう。人のスピーチは1.4から1.5倍速くらいがいいらしい。(1999年学術誌Psychological Sciencesに寄稿された論文では、被験者にスピーチコンテンツの視聴において再生速度調整の選択肢が与えられた場合、平均40〜50%速度を高めることが判明したそうだ)私がネット通信をどれにするかの決め手となったのはこのスピード調整可能かどうかと韓ドラがたくさんあるかの二つだった。スピード調整はAbemaTVが一番良かったが韓ドラ数はまあまあ。Amazonプライム、dTV、FODなどは速度調整が出来ないのがネックだ。UーNEXTはそのどちらも備えていたのが決め手だった。Netflixも速度調整は出来ないがChromeで見ればそれが可能になると知って俄然見る頻度が増えた。最近作、話題作が一番多いのがNetflixで、ネット通信界では去年から一番加入数が多いそうだ。

で、「愛の不時着」を見始めたカールだが、時々プッと笑うので「どうした?」と聞くと「この北朝鮮の兵士が『韓国ドラマって記憶喪失ばっかしだ』って言うのが可笑しくて」だと。あはー、「不時着」の面白さに韓ドラへのオマージュというかパロディがある。確かに私もよく笑った。そして「この俳優さん、格好いいね」と主人公のヒョンビンを褒めていた。青雲会の看護師連中もみんなそう言うんだよな。しかし「テルくんもヒョンビンみたいだったらいいのに」には参った。そんな簡単になれるかいっ!

そして夕食時間帯を除いてカールが集中して見続けること。いつもは私より早く寝るのに一向に寝るそぶりがない。「私には他にも仕事があるからこんなのは一気に見ないと」とこの土日で一気見するつもりのようだ。全16話だけど後半は1話1時間半近くもあるドラマだぞ、大丈夫か。それがなんと明け方までかかって2倍速で全話完遂しやがった。実質10時間ちょっとだ。ひえー、すごい。「面白かったわよ」と平然としていたが、私はその集中力とスピード感に圧倒されたわっ。

「愛の不時着」がなぜ面白いかの解説は↓参照。

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