2018年10月19日金曜日

奥さんまで昆虫

医局の歓送迎会がいつものイタリアンレストラン、ダ・クオーレ(これまでのこてる日記では『ザ・ハート』として記載、「ダ・クオーレ」はイタリア語で「心」の意味)であった。この前のシマッチ院長還暦祝いと同じパターンだ。ただあの時と違うのはすでに肌寒いを通り越して寒い時期になっていたこと。室内ですれば済むことなんだがせっかくの芝生付きのレストランだからと医局の会はこの時期までは屋外で催すことが多い。で、私は長袖シャツを持って来ていた。歯科口腔外科の山守先生などうっかりして半袖だった。「これでもちょうど良いくらいですよ」とうそぶいていたがありゃ絶対やせ我慢だよ。

歓迎される先生は脳外科のバブルワイド先生に女性歯科医の帰依先生、眼科のキサラテ先生で、送別されるは歯科口腔外科の心泣かす先生。眼科の尾雪小松先生は任地の医師会会合とかち合い来られなかった。

で、歓談もそこそこ、いつもは3時間近く続くのに寒さのせいか2時間過ぎたところでお開きになった。ほーら、言わんこっちゃない。それでも日ごろ雑談も少なく仕事するか昼寝するかの医局のパターンとは違って諸先生らと会話できたのは良かった。また近々外科系のDrがまた一人来るらしいという情報はうれしい話題だったし、それと歯科口腔外科の山守先生のエピソードが面白かった。先生は昆虫採集のオタクで有名で歯学部を選ぶポイントが昆虫がよく採れる地域ということで鹿児島を選んだそうだ。学生時代は本学の生物部に所属し昆虫以外もいろいろと採りまくっていた。そのせいか学生時代は6年ではなく10年以上も要したとか。今でも週末になると「明日はあそこに行ける」などと遠足の前の小学生みたいな気分でわくわくするんだそうだ。でも決定的におかしいというかそこまでーと驚いたのが、奥さんまで昆虫だったことだ。

「なにそれ?」と周囲は怪訝な表情だ。実は奥さんの旧姓は「コオロギ(興梠)」だった。山守先生、これは運命だと思ったんだとか。イヤハヤ!

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