午後、4F病棟で仕事をしていると、同階ロビーに高校生らしき一団が大勢来てガヤガヤしていた。「あれは?」と看護師に尋ねると「同級生の見舞いと思います」と。「(その同級生は)何で入院しているの」とさらに尋ねると「くも膜下出血です」とのことだった。え?!と驚いた。若い人でもあるにあるが高校生は珍しい。昨日、部活動の後の休憩中に発症し意識を失い救急搬送された。ちょうどシマッチ院長にカワゼンDrと脳外科Drが当番医担当ですぐに診断はついた。しかし最重症型のくも膜下出血で心肺停止を阻止するのが精一杯、手術適応はなかった。極めて予後が悪くすでに脳死状態でこのまま死を待つしかない・・そのことを家族に伝える役目は医師としてもかなりつらい。父親は「分かりました。しかしその時になってみないと判断できません」とこぼし、シマッチ院長も「お気持ちはお察します」と答えるのみだったという。
母親は・・かなりのショックでパニック状態・・無理もなかろう。朝は元気に学校に出かけ呼ばれた時にはすでにほぼ死んでいる状態と言われてもー。まだ医学医療でどうにもならない疾患もある。家族の気持ちに寄り添う、今はこれしかできることはない。
iPhone SEが届いた。しかし電源は入るもSIMカードがまだないため全く機能しない。カバーやウエストポーチなどをまずはそろえよう。いよいよスマホデビューが近づいている。
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