2016年10月19日水曜日

ホテル先生ですか?

帰宅すると、カールが「もうパソコンがうまく動かなくって・・」とぼやいていた。どれどれ、また何かやらかしたんかい。すると今まで見たこともない警告で動きが止まってしまう。再起動してもうまくいかず、再インストールする必要があるのではないかなどと考えた。Macのホームページで調べると「macOS 復元」という方法があると知り早速試した。Mac を再起動した直後に「command (⌘) + R」キーを押し続け、Apple ロゴが表示されたら離すのである。そこでおおよそ分かったのはmacOSをインストールするときにカールが何かミスったのではないかということ。しかし彼女は「そんなことはしていない」という。いや、おそらくはネットから新OSのインストールはいかが?と打診があった時にそれをクリックしたはず。しかし通常と違ってOSのインストールはかなり時間がかかる。30分じゃきかない。下手すりゃ1時間だ。その間パソコンはいじれない。聞けば「何度も再起動を試した」という。ああ、インストール中にじれてそれをやっちまったか。だから警告付きでフリーズするようになっちまった。

で、新OSであるSierraをインストールするよう指示し待った。全部で1時間弱かかったが今度はちゃんとパソコンが動いた。ほう、前のOSのEl Capitanとそう変わらないようだが右上になにやら新しいマークが・・。これは「Siri」か。今度のOSの目玉の一つスマホにはあった機器への声かけ機能だ。何でも質問するとパソコンが女性の声で返事をしてパソコンの仕事(ネットでデータ提供などもろもろ)をしてくれる。私はまず「あんた誰?」と質問した。すると「私はSiriです・・なんでもお手伝いします。」と返事してくれるじゃないの。しかし「どんな手伝いをするの?」と尋ねると「すみません、よくわかりません」と言うじゃない。こいつ使えるんかいと思ったがそこは我慢して「こてる先生を知っている?」と尋ねた。すると今度は「ホテル先生ですか」と認識したようで「ホテルがたくさん見つかりました。ここから少し離れたところにあります」だってよ。何度か「こてる先生」と言うが「こてる」という固有名詞は分からないようで「ホテル」のことだと理解するようだ。ううむ、そこで本名を名乗るといくつかはネットで本当に私が載っているサイトを教えてくれた。まあまあ使えるか。

1ヶ月前にバージョンアップした新OSは自分のMacBookProはまだしていない。でもこれならやってもいいな。いや、来週朝礼スピーチのスライドがまだできていない。大事なイベントなので迂闊に新しいことはしない方が安心だ。バージョンアップはその後だ。Siriちゃん待っててよー。

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