昨日は急な新聞ネタで終わってしまったが他にもおもろいネタがあったんだ。まず仕事があらかた片付いた夕方、「ここプラ」のビデオ撮りがあった。私は言われるままダンスをしたのだがなぜかテンポが遅れたりタイミングを間違ったりでみんなに笑われた。どうもその辺がおじさんなんだ。でも笑顔だけは負けなかったゾ。下に最初のポージングだけ載せておこう。
夜は恒例の高校ミニ同窓会が天文館の「漸増」であった。メンバーはみんな勝手知ったる奴ばかり。しかしちょっとだけ久しぶりだったのがマサノブで実は彼はアルコール依存症なのである。それは重々本人が分かっていて昨年の7月からきっぱり酒は断っている。私が依存症患者にいつも言う「アルコール依存症患者にとってのコップ1杯の酒は覚醒剤患者の覚醒剤注射1本と同じだ。1杯くらいはいいなんてあり得ない、注射1本くらいならいいでしょうとは言わないのと同じこと」を彼も身に染みて分かっていた。だから私たちが酒を飲んでもずっとウーロン茶でちびりちびりやっていた。ちょっと酷のような気もしたが今回の言い出しっぺは彼で幹事も彼だった。
東京の会社勤めをしていたころ、アルコールが止められなくなり、病院受診し即入院、断酒施設に夜だけ入所していたころは山谷の労働者、生活保護で酒浸りの患者などいてまともな会社員は彼一人だけだったそうだ。で、行ってみると先生がたまにこう言うのだと。「今日はみなさんに残念なお知らせがあります・・」それはつい昨日までいっしょに語り治療を受けていた仲間が永遠にいなくなった報告だった。その原因はほとんどが自殺だったという。自分はそうはならない、そう誓ったはずだがアルコール依存はそれくらいでは簡単に治らない。それから帰鹿して彼は何回も入退院を繰り返している。今回は1年半ほど断酒出来ている。好漢マサノブだけにずっと継続してほしい。残念なお知らせだけは我々も聞きたくはないから。
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