半荘1回めは私が起家で東発で以下の親マンをツモって調子に乗った。
チーポンツモドラ
連荘を5回くらい続けほぼトップ確定の雰囲気。南場に入ってもサブアラドの親リーが来たら即、安牌だがテルのアタリ牌を切って流しに成功。一見損したみたいだがサブアラはなんとツモり四暗刻の手だったのでこれは大成功だ。この他見せたまえのリーチにはテルの欲しそうな牌を一発で鳴かせたりして「お前らグルだな」と冷やかされたりしたが、そんなはずはなく、親は子に、子は親にだけは負けまいという気まんまんだったのだ。半荘終わって私がトップ、テルはまあ予想通りビリだった。
2回目も私は2位、見せたまえトップ。3回目、場替えしてテルが私の上家に立った。ここでテルのリーチに鳴いて2千点の安手で聴牌していた私は打牌に迷った。
ツモの手でを切るかを切るかだ。普通はだがこの時下家の見せたまえがチャンタ系らしき鳴き手をしていて迷ったあげくを切った。
「ロン!」テルが手を倒す。ああ、やっちまったかー。
うわっ、メンタンピン三色!ならハネ満だった。うーむ、なら振らずにすんだし見せたまえにも当たらなかった。えっ?!裏ドラがだって?がびーん、結局ハネ満かよー。がくっ。この手が実ったテルがかろうじて初のトップを取った。で、私がラス。これでやや均等化し面白くなった。
4回目はサブアラドがトップ。そしてラスト半荘となった5回目、私は力をこめてトップを取りに行き目論みどおりトップ、テルがラス。これが響き、トータルでは私がプラス100以上、テルはマイナス80、サブアラドがマイナス20で見せたまえはチャラ。精算はうやむやにせず、ちゃんとテルに出させた。「もちろん払うよ」との言や善し。ここでどうのこうの言い訳して払わないようでは麻雀やる資格ないし、人にも信頼されやしないだろう。
どうやら他の二人も「また打とうか」と言ってくれたし雀力はともかく打ち方は評価してくれたようだ。半荘開始前にちゃんと「お願いします」と一言言ってから始めるし、手つきもきれいだ。それにこいつ、私が30年間なかなか出来ずに一念発起今年2週間以上も練習してやっとどうにか出来るようになった牌の小手返しをスムーズにやってのけるじゃない。「どんだけ打っているのよ」と言うと「別に練習しなくてもいつの間にか出来るようになっていた」だと。↓はその手つきを録画してみた。
ううむ、親子初対決は当然私が親の貫禄を示したのだが、やがてはどうなるか・・と思わせる雰囲気で終わったのだった。
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