朝、医局会のあと「心のプラカード」の医局版の収録があった。今院内各部署で同じようなことが行われている。明日は外来、木曜は内視鏡室でもある。内視鏡室のは私がセンターでまゆゆの役をするらしい。しかもナース服姿で。全く恥ずかしい限りだがそこは開き直ってやることが大事だ。かつての青雲忘年会は各部署対抗学芸大会で12月に入ると演目アイデアから練習まできつさがあった。でも去年からはそれはない代わりにAKBダンスをかわるがわる事前に収録し会でビデオ初披露するようになり大幅に苦労軽減し好評だった。ビデオ編集係りのリハビリスタッフは大変だがネ。
さて師走に入っての今日はさほど面白い話題もなく、カールから聞いた小話が面白かったので披露しよう。
今、カールはある市民講座に通っていてそこの女性担当講師がまだ娘が幼稚園から小学校に入る頃のエピソードを話してくれたという。小学校のPTAでお母様方と話しをしていた時、夫の職業を「刑務官をしています」とポロっとしゃべった瞬間、妙な間があった。「え・・あーあ、そうだったんですかぁ〜」との対応のお母さん。え、どうかしたのかしらと思った。すると「いえ、実はですね」とお母さんが訳を話してくれた。
女性講師の娘が幼稚園生のころ、何かの時にそこの先生がみんなにお父さんは何をしていますかぁと質問をしたところ、娘は手を挙げ天真爛漫の表情で「パパは刑務所にいます」と言ったのだった。先生は戸惑ったに違いない。それ以上突っ込むことはせず、娘も親に言うこともなく何事もなかったように時は過ぎた。しかし周囲の親たちの間では当然のごとく「あの子の父親は刑務所にいる」「あそこのおうちは怪しいのでは・・」といった噂が一気に駆け巡った。母親たちはその話題にはいっさい触れずに女性講師とは少し距離をおいて付き合っていたようだ。
娘も刑務官という職業名はなかなか言えなかったのだろう。刑務所に勤めているイコール刑務所にいるという表現をしたのは致し方ない。でもそれが仲間はずれやいじめにつながったりと思いも寄らぬ波乱を引き起こすところだった。早い段階で事実が知れてまだ良かったよー。
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