院長室の壁にある病院の理念「何か世の為 人の為」↓も映してくれていた。
↓シマッチ院長
コロナ病床を開設したのは今年初めのことだが、実は私はそのことをブログで書かないよう病院側から言われていた。別に悪いことはしていないし地域住民のために頑張っているからアピールにもなるのになと思ったが、「コロナを扱う病院として過度に怖がられたり色眼鏡で見られたりするなどの懸念が生じるから」というものだった。いわゆる風評被害を起こしたくないということだ。昨年3月末に鹿児島県で最初のコロナ感染患者が姶良で発生した時には青雲会病院だけでなく地域スーパー、飲食店などパタッと人流が減ってどこも経営的に痛い目に遭った。青雲会病院は全く関係なかったのに「あそこで診察したんじゃない」なんて思われていたようだ。
その後、可愛いんだ理事長の方針で「コロナでみんなが困っているならその対策を外来、病棟ともに積極的にしていこう」と動いていた。PCR検査も保健所から多数依頼されたり、8床までしかなかったコロナ病床も番組でも紹介されたように、この前32床に増やしている。病院はその気でも地域住民が不安に思っていれば積極的にはそのことを発信出来ないというジレンマがあったわけだが、こうして公共の報道で出たならば、私がブログに書けない理由もなくなった。半年以上経過し周囲の理解も進んできたということかもしれない。
病院ではコロナへの管理をしっかりしていて、いまだ入院患者、職員でコロナ感染者は発生させていない。しかし他病院の例を見ても絶対の保証はなく、まだまだコロナとの戦いは続いている。そんな様子を地域住民に知ってもらっただけでも「かごスピ」での紹介は有り難かった。
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