今朝の南日本新聞に今年8月の県内コロナ新規感染患者の円グラフが出ていた。4137人という過去最高の感染者数で「これは大変」と思いたくなるようなデータだ。だが、私はこれを見て大いに安心した。
ピンク枠で囲った部分を見て欲しい。60代以上がわずか1割程度しかないのだ。人口比や感染のしやすさを考えれば3割4割はいてもおかしくないはず。7月までに65歳以上の人たちは8割以上コロナワクチンを接種済みだ。その効果が歴然ということなんだ。ということはだ。今9月で50歳以下の人たちもバンバンワクチン接種を受け始めている。日本全国ワクチン接種が進んでいて9月30日になればアメリカやドイツの接種率を上回るという予測も出ているからコロナは相当に感染者数を減らしていくのではないか。ワクチン打ってもブレイクスルーが云々と心配する向きもあるがそれはごく一部のことだと上のグラフを見れば分かる。
ところで昨日から青雲会病院ではコロナワクチンの抗体価を職員全員調べることになった。有効な抗体価が10.0(SU/ml)以上で私は37.8と陽性つまりコロナに対する抵抗力があると診断された。接種からほぼ5ヶ月経過して大方の人が20から30台でまだ有効な抗体価であった。年齢、男女差、副反応の有無でわずかに有効率の差があるようだが(若者、女性、副反応ありがわずかに有効度高い)、一番の差は接種から時間が経過しているかいないかで1ヶ月ほど遅れて接種した東洋Drなど100以上の抗体価で、つい最近打ったばかりの新人職員は500以上という高い抗体価だった。ただ10未満の陰性と診断された職員も7程度で、ワクチンを打っていない人の数値0からすれば感染しにくいかと思われる。0と1との差は1と2の差よりずっとでかいのだ。
かようにワクチン反対派の活動は根強い。昨日のHPVワクチンの積極的勧奨復活についても彼らはまた反対に動くだろう。このテロにも等しい活動を注視し二度とワクチン接種を国民が控えるような風潮にならないようすべきである。
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