医事新報に毎号連載されている4コマ漫画「がんばれ!猫山先生」(茨木保作画)729回はマスクがネタだった。ちょっとうちの病院でも思い当たるフシがあった。中身をそのまま載せられないので画なし文字のみで以下に記してみる。
「起」:
医師向け情報サイトは登録医師の情報をスポンサー企業に提供しているものだ。そんなわけで、登録をためらっていた猫山先生だが・・
(登録すると無料マスクを提供する、との誘いに)
「マスクの無料提供!?こりゃーありがたい!」と登録をした。
「承」:
一ヶ月後、中国製のマスクが一箱送られてきた。
看護師「これ、タダでもらえたんですか?」
猫山先生、にっこりとして「あれこれ個人情報は提供したんだけどね」
「転」:
ところが・・。
事務職員、苦しそうに「ゴムが短すぎますー!」
猫山先生、顔に斜線が入り「耳がちぎれそうだよ・・」
看護師、目を三角にし「売り物にならないヤツだわ」
「結」:
看護師、マスクをして「窒息しそうだべー」
猫山先生、マスクをゴミ箱に捨てつつ「ダメだ、こりゃ」
結局、個人情報を抜かれただけの猫山院長であった。
この欠陥マスクの件、最近青雲会病院で支給されているものと同じなのではないかという疑念が起きた。というのも、それまでのマスクは耳が痛くなることはなかったし、それにしょっちゅうゴムひもが外れるのだ。この間なんか1日4回も外れてさすがにあきれた。
「こいつは欠陥品だよ」と総務に行って「今後、この製品は買わないで欲しい」と直談判した。ところが、畠鏡総務部長曰く「これ、厚労省からの支給品なんですよ」だと。タダでもらったから使わざる得ない、仕方ないと。うーん、そうか。ならばどんどん使いきるようにしないとな。で、総務にあった残り在庫を見ると大きな箱に数ケースしか残っていなかった。「もう少しだな」
「いや、ここに大箱がまだ」と畠鏡部長と隣を指さす。うわ、まだ大箱一箱あるのか。
「それで終わり?」
「いいえ、倉庫にまだあります」だと。
げげ・・タダより怖いものはないぜ。
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