今日は朝からいい天気だった。いいドライブ日和だ。いつものように朝食を摂り、朝ドラ見て出かける準備をした。予定より少し遅くなったがそれでも午前9時前には出発出来た。
サブアラドDrのアドバイスは、垂水フェリーに乗って、そこでうどんを食べて、根占の雄川の滝に行ってから志布志の大黒ホテルでパッチンエビを食べるというものだった。なるほど私が想定したコースに近い。ただ、朝食をしたのでフェリーでのうどん食べは出来ないなぁ。そんな余裕をかまして鴨池のフェリー乗り場に着いたのだが・・。
「はい、あっちに並んでもらいます。出発は次の次で10時半発です」と言われ愕然となった。今、9時20分で1時間以上も待つのかよ。カールに「ここを出て陸路の高速で行ったら」と言われたが、それも結構な大回りで疲れもするし、急いでいるわけではないので車中で待つ方を選んだ。ふふ、こんな時のためにスマホに韓ドラ(今は「刑務所のルールブック(2017)」)をダウンロードしていたしー。
しかし、だ。そのダウンロードした映像を全く見ることが出来なかった。他の作品もそうで、どうもスマホを昨夜新しいiOSにバージョンアップしたのがいけなかったようだ。がーん。ほとんど無駄な1時間を過ごす羽目になり、カールも「こんなことなら文庫本でも持って来ればよかった」と嘆いていた。それは私たちの後ろの車の人たちもいっしょで中には釣り竿を持って港で釣りを始める人もいてびっくりした↓。桜島は降灰あり。桜島フェリーで行くのもやはりよした方が良かったネ。
カールは「うーんもう、私は別に滝なんか見なくてもいいの。エビを食べたかっただけなのよー。このままだとエビを食べられなくなるんじゃない?予約しなくて大丈夫かしら」と大げさに騒ぎ、「おいおい、オレはエビよりもこの機会だから雄川の滝を見たいと思ってたけどな」と言うと、花より団子状態のカールは「ひょっとして(こんなに待ちの車が多いのは)みんなパッチンエビを食べにいくからなの?」とまで言うので「お前、バカか」と言ってやったよ。↓が乗船待ちの車たち。改めて見てみると、30年前は赤い車も結構見たものだが最近は白とシルバーと黒しかないのかというくらい地味になっている。時代の雰囲気か?
40分ほどで垂水に着いた。でもこの時点で雄川の滝はあきらめるか後回しにした。すでに11時12分で、ナビで確認すると志布志まで1時間10分はかかるからだ。滝を見てからだと昼食時間がとうに過ぎてしまう。なんといってもパッチンエビは食べないといけない(でもないのだが)から。ナビは鹿屋経由ではなく高峠越えから志布志を目指すようになっていた。高峠は10年以上前にツツジを見に行ったことがある。越えて大隅湖も寄ったことあった。でも大崎町はほぼ初めてで以前からその名前だけは知っていたSpringViewクリニックを見かけた。その次は有明町で、走っていると遠くに志布志湾が見えてきた。周りは畑ばっかしでなんとなく私の郷里、頴娃や知覧と似ている。そういえばこのあたりは灌漑事業があったところかな。小学校のころ社会の教科書で習ったものだ。
志布志に入ると、大黒ホテルではなくまずは「やまだや」という店を探した。そこでもパッチンエビが出てくるとネットでチェックしていたから。でも、店では「予約をされてましたか」と聞かれ、予約なしはお断りだった。げげ。この4連休はコロナ騒動とは無縁で人出が相当持ち直していると感じた。もしかすると大黒ホテルも・・。カールが電話すると「予約は出来ません。直接おいで下さい」とのこと、うむ、行くしかないっぺ。ホテルに着くと、案の定フロントは密状態だった。食事はなんと40分待ちだと。普通の日かコロナ真っ盛りのころなら余裕で入れたものをねえ。↓手前の人なんかマスクなしだったけど大丈夫かい?
実際はちょうど1時間待った。これで本日2回目の1時間オーバー。「待っているばかりネ」とあきれ顔のカール。しかたない、これもパッチンエビを食べるため・・。ようやく席を案内されメニューを見たが、カールの希望していたパッチンエビの刺身はないとのことで湯がいたものしかなかった。そして全般にホテルゆえかやや割高だ。松竹梅の定食では松と竹にはパッチンエビは付くが梅には付かない。でも私たちは梅定食にした。パッチンエビの湯がきの単品1300円を別に頼んだのだ。松4千円、竹3千円、梅2千円と倍倍ゲームのように値段が上がるわりにはエビはわずかしかないのがメニュー写真で分かったから。とにもかくにもパッチンエビを食べることは出来た。うーん、美味しいことは美味しいがわざわざ片道3時間以上もかかって食べに来るほどではない。ここで私は写真をサブアラドDrに送った。アドバイスどおりに大黒ホテルでパッチンエビ食べているよって。
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