2019年4月26日金曜日

枕詞は「平成最後の」

さてさて気がつけば平成の世もあと数日で終わりになる。今週は「平成最後の・・」という枕詞を何回も使った。特に外来診察ではさも急に気がついたように「お、今日が平成最後の診察でしたね、次は令和で会いましょう」と言うとほぼ例外なく患者さんは笑ってくれた。全く変わらない日常の診察だったのに、かしこまって私がそう言うものだから何だか可笑しいのだろう。

TVや週刊誌、新聞も平成を振り返る特集が今月やたらと多かった。約30年という年月はひとまとめにして語りやすい。平成には大震災や悲惨な事件などはあったが少なくとも日本は戦争を行わなかったのは確かで、戦争で悲惨な目に遭わなかったというだけでもいい時代だったのではないか。日本人は第二次世界大戦で軍属、民間合わせて300万人ほどが犠牲になった。これがどれほどひどくて悲惨な数字か、戦争がない世の中がどんなに有難いことか我々は噛みしめなくては。

令和は今の皇太子が天皇になる。私とは全くの同世代だ。私は子どもから20代までの約30年を昭和で過ごし、結婚が平成元年で、仕事と社会の中心になって働いた平成時代が30年、そして令和の時代は徐々に仕事も次世代に繋ぐことが多くなりいずれは静かに余生を送る30年になることだろう。私の人生はぼ30年ごと、年号に一致して区分けできることになる。内心はまだまだ次の元号も20年近く生き抜きたいと考えているが、そうなると110才、日本の長寿記録者レベルでさすがに無理かな。

今日は平成最後のボウリングを串木野でしてきた。1ゲーム目202、2ゲーム目204ときて3ゲーム目はイージーミスもあり7フレ終了時点で113点と200アベを目指すには残りをストライク連続するしかなくなった。最後を締めくくるためにも気合いを入れ直した。8フレストライク、そして9フレ、10フレとストライクを続け201で終えた。うー、やったぜ。平成最後のボウリングは気分良く締めることが出来た。

やれば出来る、令和の時代も生き抜いてやるぜっ!

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