2017年6月30日金曜日

4階病棟歓送迎会〜「ギターを持った渡り鳥」

蒸し暑さがいよいよ増し病院も忙しくなってきた。今夜は4階病棟の歓送迎会が姶良で行われるが私もピッピDrも19時の開始時刻には間に合わなかった。会場はスーパーの駐車場の近くにある「きずな」という店で私は初めてだった。歓迎されるのは以前も話題にした青空美ちゃんら新人Ns、看護助手にピッピDrで、送別は掘れ娘Nsだった。

掘れ娘Nsはお母さんが青雲会病院に長年勤務するもっと掘れNsで私は彼女が学生時代から知っていていっしょにボウリングに行ったこともあった。何でこの時期に辞めるのかと聞けばどうやら付き合っている人のところへ移るらしい。結婚?ううむ、それに近いがまだ正式ではないとのことだ。シマッチ院長が「あれ、お前さー、1年前は兵庫に行くとか言っていたけどその時の(男性)?」と聞くと「いえ、違います」と一言。「別人かぁ」ま、いろいろ事情はあるようで・・。

ピッピDrが挨拶で「ここに来て驚いたのが、みんながよく挨拶してくれることです」と感想を述べていた。これは10年くらい前からずっと持続して続けている「接遇」教育のおかげだろう。「他の病院では別の部署に行くとなんだかアウェイの雰囲気になります。しかしここは挨拶をしてくれ温かく迎えてくれる」とのことだ。そうか、それが当たり前になっていたので言われて初めて気がつく。

一人だけ3ヶ月前に辞めて今は国分のクリニックで働いている湧き行きNsも来ていた。助産師でもあり元々産科希望だった彼女は母が青雲会の看護部長で一時の看護師不足の時に数年間病院に勤務してくれていた。助産師のみの施設勤務を画策するも「遠い」「きつい」「安い」で断念し普通の産科医院に勤めることにしたそうだ。

看護助手の二人は一人が沖縄出身、もう一人が北海道は函館出身だって。すごい。二人とも結婚を機に鹿児島に来たようだ。函館って言えば私はついこの間、録りだめていたビデオの中から小林旭の「ギターを持った渡り鳥」を見たばかり。
函館が舞台でヒロインが19才の浅丘ルリ子で彼女の父が悪役で金子信雄、どちらも後年の姿と違っていて最初私は分からなかった。浅丘は骸骨じゃなかったし金子はずる賢い組長でも毒舌の料理人でもなかった。それに製作は昭和34年で私の生まれた年だ。思っている以上に古びた風景ではなかったのは都会の盛り場という設定だったからか。宍戸錠もシャープな殺し屋役で「似ているけどほんとに宍戸錠か」と思った。映画としてはどうってこともない内容だが小林旭のヒーローぶり格好良く、彼がスターダムにのし上がった作品で、これ以降計8作も「渡り鳥」シリーズが作られたという。昔の映画もいろんな意味で見る楽しみはある。それが簡単にできる時代だから楽しいわ。

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