2017年6月9日金曜日

アニーを取れ

昨夜、ふと、「今度の日曜、福岡まで行ってソフトバンク対阪神の交流戦を見に行こう」と思いついてネットでチケット購入できるか調べてみた。公式の販売は終了していたが「チケットキャンプ」という国内No1チケット売買サイトで調べると結構売りに出ていた。1枚2枚の販売が多い中に3人連席があり私とカール、チッチが行けると踏んで申し込んでみた。チケットの持ち主は福岡県在住の人でそろそろ売れ残りが心配な頃合いで即OK、売買成立だ。土曜日には届くだろう。

思えばソフトバンクの試合は鴨池での公式戦や甲子園での日本シリーズは観戦したことあったが、福岡ドーム(ヤフオクドーム)では一度もなかった。ドーム自体は10年前に見学したのと2年前にAKBの選抜総選挙で入ったことはある。ソフトバンクファンを名乗るなら一度は本拠地でのゲーム観戦はしておきたいではないか。もっともカールやチッチは別にソフトバンクファンというわけではないが・・。出水のスチョル先生や川内の海広しDrなども今度の交流戦は観戦に行くと行っていたな。彼らは生粋の阪神ファンである。阪神が九州で公式戦をするのはそう多くはない。早めにチケットを予約して取ったに違いない。私はたいてい思いつきで行動する。ただそのあおりで今回の座席をみたらなんと阪神ファンがたむろするレフトスタンドのど真ん中だった。ううむ、しかたあるまい。まずは観戦できたことを喜ばねばー。

外来のニッシNsがひょんなことから「先生の弟さんはなかなかイケメンですよね」と振ってきた。何年か前に内視鏡検査で青雲会病院に来たことがあったのを覚えていたようだ。「へー、そうかい」「そうですよ、白髪が似合っていて、こてる先生とは全然似ていなくってー」とニヤニヤしながら言うので「ふん、私と弟とは両親違うからナ」と答えると「ウソばっかしー」だってさ。フン。

昨日放送があったKKB「かごとき」の特集「愛甲孝の生活を豊かにする健康最前線」は急性腹症がテーマだった。ビデオで今村病院分院改め今村総合病院のホキヤンDrがでていた。ホキヤンDrには私が研修医1年目のころ外科研修したときお世話になったことがある。相変わらず眉毛が太かった(笑)。で、愛甲先生が「最近話題になっている」と解説していたのがアニサキスによる胃炎で大きな写真パネルを出していた。それって昨日「アニサキスの画像が欲しい」と言われ、急遽私が病院のデータの中から選んだものだった。

愛甲先生は確かに急性腹症の原因になりうるが「あんまり大騒ぎしないで欲しい」と言いたかった。「私も一度これにやられたことがある」「胃カメラで取れば痛みは治まるし命に関わるものではない」とのことで、確かにそうだ。それにアニサキス症は今に始まった病気ではない。特に増えて来てもいない。青雲会病院では毎年3−4人発症例があるが去年なんか1例もなかった。保健所が届け出をするように仕向けたのが最近で増えたように報道されているだけだ。生魚の買い控えが起きているようだが過剰反応だろう。生食をしなければ100%近く防げる病気だけどそんなら刺身や寿司など日本食を止めますかってことだ。流通している魚での発症はそんなに多くはなく、私が経験した範囲だと漁港のある串木野の病院に通っているころはたくさん経験した。取り立ての魚を素人が刺身にしての発症が多かった。また普通1匹か2匹程度胃の中で見つかるものだが、一番多かったのは8匹でこれも錦江湾で逃げ出した養殖カンパチを釣って自分で刺身にして食べたおっさんの胃の中からだった。当時(2005年)、カンパチのエサの中国産の稚魚にアニーがいっぱいいて新聞沙汰になったもので、まあ例外中の例外だ。日本人はアニーとうまく付き合ってきたしそれほど大騒ぎしなくてもいいってことを覚えておこう。

0 件のコメント:

コメントを投稿