2017年2月5日日曜日

シゲトシさんに感謝、「白昼の悪魔」読了

出水のスチョル先生のクリニックに出かけた。すると、そこに出入り業者のAKBオタクのシゲトシさんからAKBの新アルバム「サムネイル」のプレゼントが置かれてあった。「え、シゲトシさん、AKBは出入り禁止になっていたんじゃないの」と看護師に尋ねると「アクセスアカウントを変更したらOKだったそうです」とのことだった。去年、手違いからCD購入の不正購入と勘違いされそれまでのアカウントが使えなくなっていた。出入り禁止扱いで握手会や写メ会など彼の趣味が奪われていたのがまた復活できて何よりだ。

とはいっても私は彼と会ったことも話しをしたこともない。年齢は私と同年代で独身とのこと、そしてその風貌は写メ会で今をときめく山本彩とのツーショット写真を見たことがあるくらい。いつか会う機会があればCDプレゼントへの感謝を言いたいが未だ叶えられていない。下にその写メ(一昨年の6月)を載せておこう。↓さや姉が可愛いねえ。

そうだ、薬も何も飲まなくてもまったく鼻水が出ない。もし花粉症ならまだ症状は出ていてもいいはず。てーことはやっぱりオレは花粉症じゃない、ってことか。よしよし。
話題追加。可愛いんだ理事長は先週月曜にはすでに仕事に復帰している。まだ運動は制限されているようだが見た目は全くもう普通だ。
さらに自分のダイエットだが今のところ全然効果はない。ただ増量していることもなく現状維持。まだ頑張らねばっ。

夜、「白昼の悪魔」を読み終えた。犯人やトリックを知っているにも関わらず、本当にあの〇〇が犯人なのかなあと思って読んでいた。江戸川乱歩の言うようにいくつもの小さなトリックを組み合わせていること、霜月蒼氏の指摘する「犯人のアイデンティティの擬装」があること、それに結局は犯人でない人たちの怪しい動きも相まって読者は真犯人にたどり着くのは容易ではない。そして多くの人が指摘しているようにクリスティーの某作品とよく似ている点がある。だがその作品名を上げるわけにはいかない。そっちを読めばもしかすると真相に気付く読者がいるかもしれないからだ。ミステリーの評論をするには気を遣う。ネタバレする場合は必ず事前に忠告する必要があり、これはもう礼儀というか評するときの義務みたいなものである。

昔はそんなことお構いなしの文章を書く作家、評論家が結構いた。無名の人でもネタバレ通告は必ず守ってほしい。昔、南日本新聞の夕刊にコラムを書いていた地元の人が「カーテン」の犯人をばらしているのを見て驚き、愕然ともした。私はまだ読んでいなかったのだ。霜月蒼氏がこれをクリスティー作品の1位に推しているけれど私が全然そう思わなかった理由の一つは名も無き書き手のせいだった。思えば「アクロイド」「オリエント」「そして誰もいなくなった」の超有名作品の意外な犯人は藤原宰太郎の著書によってあからさまに書かれていて読書する楽しみを奪われてしまった。だから私はたとえこんなブログでも他者の作品の楽しみを奪うことは決してしないと気をつけている。できればその本を読みたくなるくらいでありたい。「白昼の悪魔」は確かに名作。購入して30年目に読み終えた甲斐があった。

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