2016年6月12日日曜日

Dr.磯賀氏

日曜は朝から当直。当番医ではないので先月ほど忙しくはないがそれでもぽろぽろと救急や外来患者が来た。明るいうちに入院になったのは99才と92才の超高齢者二人で最近は90才代患者はまったく珍しくない。常に5、6人は入院を受け持っている。長生き出来るようになって来たのはいいが、完璧な人などいるはずもなくどこかしら故障、臓器不全を抱え、それがなくても全般に衰えがある。結局、家族も自宅でそのまま見過ごせず病院に連れてくることになり、救急外来は常に忙しい。昼には下血の入院患者の緊急大腸内視鏡もした。

しかしどんなに明るい時に忙しくても、日当直は未明に患者が来るかどうかで翌日のきつさが決まる。今回は「きつい」パターンだった。午前3時、4時半、7時に救急患者が来れば1時間半睡眠を3回合計4時間半寝たでしょうと言われてもそんな気になれない。未明の人たちは40才以下で喘息、憩室炎、胆石と確かに苦しみ、痛みがあって病院に来ずにはいられなかった。結局、瞬間受け持ち患者が27名になり自己最高人数になった。外科転科や午前退院患者がいたのですぐに減ったもののそれでも多いね。20人を越えるとやはりきつい。

ふ〜ぅ、このあと朝礼スピーチか、そして月曜夕方まで仕事はつづくぜい。どっかで仮眠しよう、それくらいしないとやっとられんわい。

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