2016年6月4日土曜日

釣り鯛、めで鯛、うまか鯛

当直明けで帰る前に患者さんから病院に電話が入った。鯛一郎さんという年輩の患者さんからで私はああと思った。一昨日、鯛一郎さんに「金曜の夜に魚釣りに行きますから釣れたら先生に鯛を持って来ます。だから当直明けで早々帰らないで下さい」と釘を刺されていたからだ。1週間ほど前は釣れなかったがつい最近から釣れ始め「今度はたくさん釣ってきます」と意気込んでいらっしゃった。きっと釣れたんだろう。

8時半に玄関に行くとワゴン車が停まっていて鯛一郎さんは「大漁でしたよ」とにこやかな顔でクーラーボックスを開けた。うわっ、おっきな鯛や他の魚がいっぱいだ。釣り場は坊津の先、秋目沖とのことだ。
「奥さんは魚をさばけますかね。出来なければええコープなどに持っていけば500円くらいでさばいてもらえます。でも私はいつも言うんです、ただなんだからいい練習と思ってさばいてみてって」カールがこんな大きな鯛をさばけるか分からなかったが1匹、それにイサキを4、5匹もらった。で、カールにすぐ電話すると「あら、今からええコープにお魚を買いにいくところだった」と。グッドタイミング。どうやら自分でさばけるそうだ。

で、夕食はさっそく鯛の刺身に煮付けだった。ここで鯛のお頭を写真に撮るのを忘れていた。ほとんど食い尽くしてから気がつき写真に撮った。美味しかったネ。私は刺身よりこっちがいい。
後日、イサキもムニエルにしてもらいこれも美味しかった。

それでカールに頼んでお礼状を描いてもらった。お得意の絵手紙でである。これまた上手くいった。喜んでくれたらなによりだ。
以上、めで鯛エピソードでした。

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