8時半に玄関に行くとワゴン車が停まっていて鯛一郎さんは「大漁でしたよ」とにこやかな顔でクーラーボックスを開けた。うわっ、おっきな鯛や他の魚がいっぱいだ。釣り場は坊津の先、秋目沖とのことだ。
「奥さんは魚をさばけますかね。出来なければええコープなどに持っていけば500円くらいでさばいてもらえます。でも私はいつも言うんです、ただなんだからいい練習と思ってさばいてみてって」カールがこんな大きな鯛をさばけるか分からなかったが1匹、それにイサキを4、5匹もらった。で、カールにすぐ電話すると「あら、今からええコープにお魚を買いにいくところだった」と。グッドタイミング。どうやら自分でさばけるそうだ。
で、夕食はさっそく鯛の刺身に煮付けだった。ここで鯛のお頭を写真に撮るのを忘れていた。ほとんど食い尽くしてから気がつき写真に撮った。美味しかったネ。私は刺身よりこっちがいい。
後日、イサキもムニエルにしてもらいこれも美味しかった。
それでカールに頼んでお礼状を描いてもらった。お得意の絵手紙でである。これまた上手くいった。喜んでくれたらなによりだ。
以上、めで鯛エピソードでした。
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