4F病棟で私のパソコンに入っている写真がきっかけで下着泥棒被害の話題が出た。それは掘れ娘Nsが1年半ほど前に着ていたナース服で左肩にピンクのアクセントがあるなかなかかわいいデザインだった。「お、その服いいねえ」とスナップショットを撮ってたのだ。その服は無くなったとは聞いていたが、実は自宅で洗濯しベランダに干している時に盗まれたのだという。
「それも三着いっしょに盗られたんです」
「へー!その時だけ?別の時には?」
「その時だけです。警察にも届けたんですけど色々質問されてそれも何か嫌な感じだったのでもうあきらめました」
「その後は室内に干すとかしているの」
「ええ、それからはもう外には干しません」
「だろーねえ」
それはそれでいいとして、近くに座っていた男性のハムジン看護師に、
「でもさー、犯人は盗んだ服をどうするんだろうな」
「売りに出すとか」
「いや、そんなケチなことをするためじゃない。盗品だって足がつくかもしれんし。きっと自分で使うんだよ」
「コスプレっすか?」
「いや、体格が違うだろうから着るんじゃなくて、きっとね、『かずん』でるんだよ」
「は?」
「『かずむ』って分かるだろ。ほら」と言ってクンクンする仕草をしてみせた。
すると、合点がいったようで彼は笑いだし、それも止まらなくなった。ハムジン君は鹿児島出身なのに「かずむ」という動詞を知らなかったという。おいおい、ほんとうかえー?この際、「嗅いでいる」という共通語より「かずんでいる」という鹿児島弁がぴったりじゃないか。もしかしたら犯人は洗濯したのより洗濯前のやつが欲しかったのかもよ。ほうら、くんくんと、堀れ娘Nsに近づくとさすがに頭をひっぱたかれそうになった。
ハイ、このブログを読んでいる皆さん、そのナース服を盗んだのは決して私ではありません。念のために言っておきますネ。↓は盗まれた服を指さす掘れ娘Nsです。
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