そうしたためになる講演であったが、もう一つ私の印象に残ったのがこの先生、相当な山好きなのがスライドを見ていて分かった。最初のスライドからして「白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)・杓子岳のモルゲンロート(朝焼け)」とあり「本来なら九州の山を持って来るべきところでしょうが、ええと、北ア(北アルプス)を出してしまっています」と言い訳していた。講演の写真撮影は禁止だったがこの冒頭だけは写真を撮っておいた。
(↓がスライド写真でその下がもっと見たいとネットからひろってきた写真です)
(↑麓の白馬村から望む白馬三山、左から鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
スライドの合間合間には必ずおそらくは自分で撮った山岳写真をはさんで次に移っていた。屋久島の宮之浦岳や九重、霧島、雲仙などのスライドが出てきて九州の山々にも登山し、雪の五竜(ごりゅう)岳(北アルプス、百名山の一つ)の写真もあったから冬山登山もやっている。スライドの息抜きにこうした風景写真はよく使われ、今回はこのところ山に関心があるだけにもっと見せてよとも思った。
(↓冬の五竜岳。名前の由来となった菱形四つ≒武田菱=御菱(ごりょう)≒五竜)
BSでは14日夜は9月から10月初めまでの様子を特集していた。ネットで大まかな情報は得て大丈夫だったと知っていても大画面で見る危ない尾根や崖を移動するのはハラハラさせられる。時には燕岳から槍ヶ岳への縦走通称「表銀座」のように爽快で絶景を見ながらの楽しい走破もあり登山や山歩きっていいなと思いつつ、今のところ自分は全く行動に移していない。こういうのは「山好きです」っていえるのだろうか。講演会のあともし懇親会でもあれば貝瀬先生に山の話でもしようかと思ったが、「あなたも山が好きですか。どの山に登ってますか」なーんて聞かれたらちとまずいよな。北アルプスの山ならたいてい名前は知ってますっていっても、一山とて登ったことはないしー、なんてったってギターのエアプレイならぬエアアルピニストなんだから・・。
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