昨日入院になった患者さんは外人さんで日本語がほとんどしゃべれない高齢の人だった。日本旅行中に体調を崩してしまったそうだ。問診の際には英語が苦手な私はGoogle翻訳を使って対応した。多少のタイムラグがあるが、身振り手振りや怪しい誤訳だらけの英語よりはマシだろう。で、少し驚いたのがこの患者さんいわゆるLGBTの人だったのだ。同性婚をしていた。しかし我々もそのことをとやかく言うことなく粛々と入院手続きを進めていった。
YouTubeでは外人さんが日本に大挙して観光に来ている様子が取り上げられていて、特に今は花見に来たという人たちが多い。チェリーブロッサムは日本人だけでなく外人さんたちにも大いに魅せられているのだ。先の患者さんも桜を見に来たのかもしれない。そんなYouTubeをあれこれ眺めていると「なにこれ?」という祭りを見つけた。外人さんにも人気というその川崎市の祭りは金山神社の「かなまら祭り」という。御神体に祭られているのは何と言うかピンク色した男性そのものなんだ。ホームページの解説には「男性器を模した巨大なピンクのお神輿。かまなら祭りのシンボルとして、毎年ネットで話題沸騰」と何のてらいもなくしっかり書かれている。祭りの起源は「江戸時代、川崎宿の飯盛女(娼婦)たちが性病除けや商売繁盛を願った「地べた祭」とされています。空襲により社殿や資料が焼失したこともあり、昭和の中頃まで性的な信仰は忘れ去られていましたが、1960年頃からそれが残る神社として、海外の民俗学者などが訪れるようになったことをきっかけに、1977年に「かなまら祭」が催されました。その後は男根神輿・仮装行列などの新しいアイデアを取り入れながら発展を続け、現在の形になったとされています」なのだそうだ。さらに可笑しいというか、ええ?!となるのが、名物の子宝飴だ。まずは実物を↓。これをみんな、外人さんらも美味しそうにほおばるのよ。↓おおっ!外国って性についてはタブーや戒律などで厳しいところが多いようでで日本人が意外に性にオープンなことに驚くらしい。かなまら祭りだけでなく他にも男根を祭った祭りもいくつかあるらしい(新潟のほだれ祭り、愛知の田縣神社(たがたじんじゃ)豊年祭など)。日本の奇祭としてガイドブックにもそれこそ記載されているそうで、インスタ映えもすることから外人さんに大人気なんだと。日本人より知られているかもな。
そんなに外人さんが多くやって来れば今回みたいに具合の悪い人もチラホラ出てくるやっぱり英語は使えたほうがためになる。少しずつお勉強していこうと思ったぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿