投稿者は現在は東京都世田谷区在住の德留真愛さん29歳で「パン工場のパンの香り」とのタイトルで姶良市が「こころの風景」とのことだった。↓写真参照。ここは姶良は重富の交差点、しょっちゅう見る場所だ。近くに池田パンの工場があり、そこからパンを焼く香りが漂ってきて、お稽古事に車で送ってもらうときに窓を開けてパンの匂いを充満させそれか窓を閉めてからも楽しむということをしていたんだそうだ。ふむふむ。ところで上の写真の右上をよーく見てちょうだい。「青雲会病院」の看板がでーんとあるでしょ。そう、そこの曲がり角を進み、橋を渡って右に曲がり進めば青雲会病院に着くのだ。病院の外来看護師らに聞くと、「窓を開ければ時々パンの匂いもしてきます」んだとか。まさしく姶良市の西側住民にとっては池田パンの香しい匂いは「こころの香り」なんだな。
ちょっと話題を変えると、なんで姶良市に池田パンの工場があるのかというと、これは地理的条件がいいからだと推測が付く。姶良市は鹿児島県のほぼ中央にあってしかも高速道路インターがすぐ近くにあるため、深夜から未明にかけてパンを作り、早朝それらをトラックで県全体に運ぶのに都合のいい場所なのだ。最近はあまり来ないが当直をしていると未明に池田パンの職員が体調不良や労災で病院にやってくることがあった。「こんな夜中に仕事ですか?」と尋ねると「池田パンでして」と言われ納得したものだった。
昨年は姶良インター近くに鹿子島急送の「あいら物流センター」や建設機械レンタルの「アクティオ」の工場が思川を挟んでほぼ同時に出来た。いずれも立地がものをいったに違いない。立地がいい割りに地価は鹿児島市内なんかよりずっと安いしね。だから姶良市は県内で人口が増えている実質唯一の市町村だ(厳密には一部別にあるが割愛)。そして私が姶良まで通って病院通勤しているのも通勤がとても楽だったからだ。それが当時の青雲病院に勤務してもいいかと思った理由の一つだった。たかがパンの香りもそれなりに理由のあることだったんだネ。
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