朝は入職式があった。20数名もの新人さんがいて出席したのは17名。中には30代後半の新人看護師の鳥羽Nsがいて、実は彼女は3年前まで青雲会病院の医療事務だった。子どももいながら一念発起し看護学校に通って資格を取った。「また帰って来ます」とはお別れによく出てくる言葉だが、現実にはそれっきりという場合がほとんどだ。中学生か高校生の子どもがいるとは思えない鳥羽さん、可愛い彼女と全体撮影の後、二人で写真を撮った。みんなが見ている前だったせいかピンボケなのはご愛嬌。
さっそくLINEで写真を転送したところ、「ブサイクですね。またよろしくお願いします」との返信が来た。そして「ガチガチに緊張しています」とも。うん、しばらくはオリエンテーションがあるし、看護師としては初めてでも病院の雰囲気は何年もいたからすぐに慣れるはず。応援しよう。
さて、午後になってついこの前から就職するかどうかの話があった消化器内科のタクミDrが見学にやって来た。彼は大学2内科内視鏡室の後輩である。もっとも年齢は向こうの方が若干上だがそこはまあいいだろう。内視鏡室は私より早くに辞めて親のクリニックの手伝いをしたり勤務医をしていて、その後親の跡を継ぎ、クリニックをやっていたはず。それが閉院してまた勤務医をしていたという。諸事情でそこの病院を辞めることになり、内視鏡や外来、病棟など常勤出来る病院を探していたところ青雲会病院が引っかかったというわけだ。勤務するに当たっていろいろ不安や気になるところがあったようで一つ一つ質問してきた。それを片っ端から私が一蹴、大丈夫と説明した。私も高度な内視鏡テクニックや救急外来、夜間当直までは求めていない。普通に内科外来と病棟患者を診てくれればいい。それに夕方17時半以降は重症患者であっても当直医が診るのが青雲会の原則だ。夜に緊急で病院まで呼ばれることはまずない。極端な話、翌日病院に着いてから自分の患者が亡くなっていたと知らされることもよくある。
ちょうどダヒロDrも内視鏡室にいて久しぶりにタクミDrと会って話をしてくれた。タクミDrが加わってくれれば、非常勤の月のワイゲンDr、金の並ぶンDrと大学内視鏡室の面々がこの病院に勤務することになる。2年半前に亡くなったピッピDrがいてくれたらもっとにぎやかで良かったのだが・・。今日話した感じではかなり就職に前向きだった。いやー、春は入職の季節だわぃ(⌒о⌒)。
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