人間ドックの胃カメラに高校同級生の打ち台君の奥さんが来ていた。彼女とは直接面識はないのだけれど、検査が終わって「打ち台君は今どうしていますか」と尋ねた。すると「定年で今は大隅の食品関係の会社に非常勤で働いています」とのことだった。二人とも公務員で奥さんはまだ定年前だ。「なるほどー、まだ働ける年ですもんね」と言うと「ええ、まだ大学生の子どももいますしー」と教えてくれた。へー、それは知らなかった。うちもチッチがまだ大学生だ。
自分らがまだ小学生の頃、60歳の大人って結構なお年寄りだった。明治生まれもいたし、大正生まれの人は戦争体験者が多かった。話を聞いてもいかにも余生を送る人って感じがしたものだ。「まだ子育てが残っている・・」だって?この高齢化社会、定年前後になってもまだ子を養っていかなければならないのは当たり前になっている。私も世間的には初老と言われる年だが気持ちはまだ中年だ。働けるうちはまだどんどん働きましょ、ね、打ち台さん。
韓ドラ「熱血司祭(2019/SBS)」をようやく見終わった。7月初めから見始めたのだが序盤1/3で挫折しかかって途中「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(2022/ENA)」に鞍替えしたりした。しかし先月末からノリのいい後半になって怒濤のギャグ&アクションで一気に見終わった。怒りを抑えられないキム・ナムギル扮する司祭(神父)がアクションしまくり、当初協力的でなかった警察や検事を味方に巻き込み、果ては敵方のヤクザも一度は協力しあうなどパワフルに押し切った展開が確かに面白かった。そして司祭は殴り蹴りまくって銃も構えたけれど結局誰も殺さなかったのよね。やらかした行為のせいで司祭を辞める覚悟だったのにそうはならなかったのも、あの方が出てきたからで、視聴者は納得だ。
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