2022年9月10日土曜日

後ろ姿のバーバラさん

長島のクリニックから大腸内視鏡を頼まれ新幹線に乗るため鹿児島中央駅へ向かった。切符売り場で出水までの往復のチケットを買おうとすると、隣で購入しているオバサンの髪が派手な紫色だったので目を引いた。うん?バーバラ植村さんかな。私は直に見たことはないけれど、TVや新聞などでよく見る方で、その独特の姿は忘れられない。買い終わったオバサンが振り向いた際にチラッと見たらやはりそうだった。後ろ姿からでもそうだと分かるのはさすがだ。

遅れてチケットを買ったので、彼女が同じ新幹線乗車だったのかなどはさっぱりわからなかった。出水駅で降りると、ポンと背中を叩かれ、見ると海広しDrだった。ああ、彼もたまに出水での非常勤の仕事があると言っていた。「久しぶりです、こてる先生。ボウリングは最近どうですか」と聞かれ「今年はたった1回だけ。全くやっていませんよ」と答えた。彼はこの前書いたサンシさんともどもお互い串木野トリオリーグでのメンバーなのだが、2年半ものコロナの影響で休止状態ではやる気は起きない。

そうこう話して改札口に向かうと前にバーバラさんがいた。同じ出水駅降車だった。

20年ほど前になるが、青雲会病院が年1回程度対外向けに講演会を企画していた時に講師にバーバラさんを呼んだことがあった。だが私は休みで聴きに行かなかった。娘のAIがすでにデビューしてそのあたりの話題もあったはずで、後で他の職員から「とても良かった」と聞いて残念に思った。今日も挨拶か握手くらいはしてみたかったが、どうも縁がないようで・・。改札口を出た後も結局後ろ姿しか見られず、私はそのまま肥薩おれんじ鉄道の乗り換えに向かったのだった。

0 件のコメント:

コメントを投稿