当直明けで、午前中は人間ドックの診察、内視鏡をやった後、病棟、そして午後も特別な内視鏡処置をしてからようやく15時過ぎに早帰りが出来た。ふーっ。で、すぐにたまごソファに体をあずけ眠り込んだ。ここで休んでおかないと後がきつくなる。夜はチッチの誕生日を天文館のフレンチ店で祝うことになっているからだ。いや、今日が誕生日じゃないけれど、誕生月が9月なのでせっかく帰省したこの機会にやって上げましょうゾ。
眠りこける頃だったか、チッチがオンライン授業を受け始めていた。何か質問に答えているようだった。後で聞くと私が付けっぱなしにしていたTVの音がやかましく消したのと、その後はなんと私のいびきがうるさかったそうだ。2階の自室だとWiFi電波が弱く仕方なく居間でオンラインを受けざるを得なかったそうでゴメンな。
T-MAXボウルに車を駐め、歩いてマルヤガーデンズ方面に向かった。天文館アーケードを歩けば私が20代30代の頃と街並みががらりと変わっていることに驚かされる。あの頃よく行っていた十字屋、春苑堂はなくどの辺りだったか正確にはわからないほど。一番のメルクマールのタカプラもこの春にセンテラス天文館に大きく変わった。マルヤガーデンズも4、50年前の丸屋デパートその後の三越時代からすると全然別ものに見える。子どものテルやチッチですら「天文館変わりすぎ」と言うくらいだから18歳の私がタイムスリップしてここに立っても天文館とは気づかないかもしれない。ああ、あの伝統的なデザインの市営路面電車は変わらない。小学1年生の時にあこネーサ母に連れられて天文館で見たものといっしょだ。↓はまさに天文館のど真ん中の交差点で撮った市電。近代的なデザインの市電が他にあるが、いい悪いは別にしてこの伝統的な色とデザインは残していって欲しいネ。
店はマルヤガーデンズのすぐ隣、「ハイライン」という店だった。入ると若干暗く本格的な雰囲気を醸し出している。コースを頼み、私は例によってジュース、カールとチッチはビールで乾杯だ。料理は無論美味しかったが一つだけ印象に残ったのは魚で「これはなんだろう、美味しい」と思ったのがクエのコンフィ。クエは水族館で見たことはあるが食べるのは初めてのような気がする。白身のしまった形にうま味がある。料理もだが、チッチと語るのが楽しい。昨日の「和歌山事件」は実はこの時に詳しく聞いたものである。チーによると大阪はUSJに小学生の時以来行ったが、あの時のアトラクションとはもう全然違っているんだという。今人気のハリー・ポッターやミニオン、スーパーマリオなんてのはもちろんなかった。ジョーズやジュラシックパーク、バックドラフト、ウォーターワールドはあったが、ETはなくなっていたそうだ。お勧めはマリオの世界を疑似体験できるアトラクションだそうで「あれはすごかった」と。でも、平日だったのに長いのでは2時間待ちもあったそうで、この手の遊園地って行けるのは若い時か子どもが出来た時くらいかな。暑さの中、1時間も2時間も並ぶなんてとてもとても・・だ。あと、チッチによると「大学の友人の縁台君が『こてる日記』をよく読んでいる」んだとか。ポロッと父は毎日ブログを書いていると言ったらその後読者になったようで、夏に帰省した際の日記では「たぬき湯どうだった?」とか「あれは何刈温泉?(芦刈温泉)」と聞かれたとか。ほか「ぐりぶーって何?」と聞かれ、ぐりぶーがいわゆるゆるキャラの一種で、県が食事割引のネーミングに使っていると説明したりしたそうだ。野球も好きで「最近、高校野球や大谷の話題が多くていい」との感想もあったが「仙台育英の優勝の時は意外にあっさりと終わっていて意外だった」と言っていたそうだ。「その日はいつだったっけ?8月22日月曜か。ならば書いたのは2日遅れの水曜だから、その日は昼は外来、夜は当直で忙しかったんだよ」と弁明すると、チーは「きっと忙しかったんじゃない」と正解を言ってくれていた。うむ、感心。読者には優しい私は↓に写真も載しちゃおうか。左が縁台君、右がチッチだ。
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