2021年4月12日月曜日

やったぜ!松山英樹

昨日の夜、いつの間にか床寝してしまって目が醒めたのが午前1時40分と早すぎる時間帯だった。TBSの生中継では「松山スタートは3時40分頃」とテロップがあるも他の選手らはスタートしていて私は寝ぼけながらもTV画面を見ていた。

ようやく1番をスタートしたと思ったら林の中に入れてこのホールボギー。これで先にスタートしたザラトリスが1番2番をバーディーを取っていて一気に4打差が1打差になっていた。不安。たった2ホールでこれだもん。しかし2番で松山はバーディー、ザラトリスは次ボギーで3打差に広がった。これですこし一息ついた。

この後は均衡状態が続いていて、私も天鳳を半荘やったりして時間を過ごした。松山は6番とかでおしいバーディーならずがあったがその後連続バーディーを取り一時は後続に5打差を付けた。このあたりで「こりゃマスターズ勝ったな」という気分。同組のシャウフェレが追い上げてきていたが15番を迎えたところで4打差あった。私は月曜朝のゴミ出しを今このタイミングと持って家を出た。後になれば8時ぐらいは出勤と重なって勝利の瞬間を見逃すかもしれないし・・。

で、ゴミを片付けて家に戻ると、カールが「池ポチャした」と言うではないか。「はぁ?」と私。15番ホールは松山は得意にしていて昨日はイーグルも取ったほどなのに、なんで?再現映像を見ると、なんと奥にある16番の池まで届いての池ポチャだった。うわわ。安全策を採らなかったのは、追い上げ急のシャウフェレをここで叩いておこうという気持ちからだろう。どうにかボギーでしのいでくれ。結局ボギーでシャウフェレがバーディー、一気に2打差に詰まってきた。あと3ホール、まだまだ安心はできない。

すると、16番、オナーで先にショットしたシャウフェレがなんと池ポチャ。くーっ。これで松山は今度は安全策に出てピンの右側を狙った。下りのラインで難しくボギーにしたけれど相手のシャウフェレは愕然のトリプルボギー。ここでシャウフェレとの勝負はあっただが、先に終わったザラトリスとの差が2打だった。残る2ホールをパープレイで行けば優勝だ。よほどのことがない限り出来るだろう。池ももうないしー。

最後18番は2打差だったので少し安心して見ていられた。いや、でもすでに出勤せざるを得なく車内TVでの音声観戦だったが。最後はパーパットを外し結果1打差でも勝ちは勝ち。日本人男子初のメジャー制覇、しかもマスターズだ。素晴らしい!

運転中だったが、見せたまえに電話した。しばらくして出た彼は私にしゃべる間を与えず「おめでとう!」と言ってきたぜ。3時半に起きてずっと見ていたという。きっと麻雀で負けてもこの結果なら満足だったろう。日本中の数え切れない(主に)男性が早起きで松山のこの快挙を目にしたはずだ。松山に続き、これからどんどん海外で活躍する日本人が増えて欲しい。日本人だから勝てないってことはないんだから。

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