メニューは「なべしまランチ」1980円二人前。スープはわかめスープを選んだ。
肉の量はそんなに多いとは言えないけれど食べ終わるころには二人とも満腹になった。サラダバーが充実しているからねえ。野菜だけじゃなくパスタもフルーツもあるしでこのバーだけでお腹いっぱいになるほどだ。私なんかぜんざいも食べたもんね。30分もすると席はほぼいっぱいに埋まってきていた。2週間前、12時前に店の前に来た時に入れなかったのも当然だったわ。帰宅して録りだめビデオの消費に取りかかった。REGZAのビデオレコーダーも次々見ていかないとお腹いっぱいになる。録画している中では一番古い時になるNHKBSの「たけしのこれがホントのニッポン芸能史」そのNo14「悪役」がテーマを見た。3年も前の番組で録画していたのは2年前の再放送だった。いや面白かったね。映画から昭和期の時代劇悪役、それに姑のいじめ役、Vシネマのヤクザ悪役などさまざまだったが、たけしの「悪役はもうひとりのヒーロー」には大いに共感した。映画やドラマ、アニメって悪役が魅力的というかパワーがないとヒーローが引き立たないし物語全体が盛り上がらないんだよな。映画で言えばスターウォーズのダース・ベイダー、バットマンのジョーカー、それにターミネーターもそうだ。
悪役裏話で日本の時代劇定番のセリフ「おぬしも悪よのう」は誰も知りパロディ化されているほどだが、番組では「どの場面が初出か」と調べ尽くした様子が出ていた。それが意外なことに一番可能性がある水戸黄門などでもその場面がなかったのだ。何度も悪代官や越後屋など演じた俳優に尋ねても「記憶がない」とのこと。ええーっ?と思ってしまった。しかし世間に広まったきっかけはあり、時代劇の悪代官役で知られる川合伸旺によると、田口計と共演した「カンロのど飴」CM撮影時にアドリブとして生まれ、それが採用されて視聴者にインパクトを与え、定着したとのことらしい。その場面が映像でも出てきた。そしてさらに意外なことにセリフでは「おぬしも」で言いとどまっていたのだ。「悪のよう」は言っていない。CMだから「悪」という忌み言葉は直接言わず含みに持たせたというのが真相だった。
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