2021年3月27日土曜日

勝負事の「流れ」とは

 (久々に夜間の救急内視鏡があった。止血術でどうにかうまくいき、その後帰宅するもヘロヘロで日記を書く元気がない。珍しくもちゃんと布団に寝て普通に午前7時過ぎに起床、今から書きますがごく簡単にー)

この日は11月に続いてアンベ君と久々の麻雀をした。残る3人は私にサブアラド、 見せたまえのいつものメンバー。

最近の調子はというと、私は天鳳は八段をキープしているがサブアラドは五段に落ちたばかりの不調、見せたまえは以前の大勝ちパターンが影を潜めやや低調、アンベ君はほとんど打っておらず麻雀勘がやや心許ないか。となれば私が勝つに決まっている、はずと思ったが、1回目いきなりのラスだった。2回目は沈みの2位、3回目はまたもラス。そして4回目も沈みの2位とすでにマイナス100くらいになっていた。ただアンベ君は私よりやや悪くマイナス115ほどで、サブアラドがトップ3回でダントツだった。

今夜は半荘8回で終わりの約束だった。この調子では勝つことより負けを少なくするよう打たねばと思いかけた。というのも前回が全く同じような出だしで熱くなってしまいさらに負けが込みマイナス300という年に一度くらいの大負けになってしまったからだ。だが、残り4回を打っての結果は違った。私がトップ、サブアラドはちょい浮きの2位になったのだ。

思えばその予兆は4回目の半荘、サブアラドが3回目のトップを取った南場のある局にあった。サブは5万5千点ほどもありしかも親で余裕の状態。私は苦しい手で聴牌も出来るかどうかだった。対面のサブは鳴いてどうやらまた聴牌している様子。私はどうにか断ヤオ七対子を聴牌した。下↓の画像の直後4萬を持って来て打3索とし待ちは2索単騎になった。ダマで上がれば6400点だが・・。

満貫にするためにリーチかけたいがこの2索単騎では上がれそうにない。そこで1巡待つと8ピンを持って来た。8ピンは場にはサブアラドが1枚切っているだけでしかも私の捨て牌にはピンズが乱舞していてその待ちには見えない。絶好の待ちだ。そこですかさずリーチ!
対面のサブは少し躊躇していた。持って来たのは安全牌ではないようだ。そしておもむろにツモ切りしたのがその8ピン!「ロン!」一発が付いてハネマン12000点になった。「あー」とショックを受けるサブアラド。というのもダントツでしかもアタマに2索が2枚あり、オリようと思えば簡単に出来たのだ。慎重に打てば絶対そうすべきをダントツだしまだ上がりたいという心の隙があった。私は2位には上がれたがこの半荘、サブアラドがトップで終わった。

ところが場所替えで次の半荘。なんと東1局でサブアラドはドボンの大ラスになった。親マン、親ハネマンを私に放銃したからだ。ここから見た目でも「流れ」が変わった。残り3回の半荘、私は2回トップを取りサブは2回ラスを引いてついに逆転した。

麻雀はというより勝負事は怖い。ちょっとした隙がその後に大きく影響する。あの時、私のリーチに敬意を表してオリていれば・・「流れ」が変わったきっかけは、あのやや慢心気味の打8ピンにあったと私は思うヨ。

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