今日もコロナ話題は避けよう。
またもや90代の患者さんだ。女性である。その方は姶良市の中でも一番の田舎ともいえる某所の出身だ。自宅もそこにある。しかし独居で高齢なので姶良市街の娘のところにだいたいは身を寄せている。今日の受診は「この前、実家に数日帰ったところ、薬がなくなったので追加処方して欲しい」とのことだった。うーむ、お年寄りにはこういう申し出がよくある。もしかして認知があってのことか?でも理由を聞いて驚いた。
「実はタヌキが家の中に入ってこたつの上に置いていた薬袋を破って庭に散らかしていた」んだそうだ。その家には以前からタヌキが出入りしていて戸を閉めていてもどこからか侵入してくるんだとか。はあ、さすがは某所だ。さもありなん。その理由なら私も納得だ。便宜してあげた。
本人や家族にしてみれば深刻な事態なのだろう。昔話でもタヌキは悪者になることが多いのもこんな悪さに悩まされてきたからだろう。でもー。なんとなく古き良き日本の生活を思い出させてくれる話題だったわー。
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