2020年4月19日日曜日

享年64歳

新型コロナで外出やイベント参加が出来ず日記も内向きなものが増える傾向にある。4月に入ってからボウリングはリーグ戦が中止になったし練習も自粛している。麻雀も3密のうち2密(密閉、密接)の典型ゆえ自粛することにした。その点ネット麻雀とネット配信の韓ドラは全く自由だ。

天鳳の私の2つのアカウントのうち鳳凰卓用のデルバラドはそろそろ打たないと抹消される危険があり(半年何もしないと抹消)今日久しぶりに打った。結果ビリ。がくっ。韓ドラはNetflixで「椿の花咲く頃(2019)」を見始めた。この作品、韓ドラ雑誌で「昨年後半の韓ドラ界で一番評判を呼び年末の各賞を総なめにした」とあり是非見てみようと思っていた。しかしTVやDVDでは1年以上後になるはずがNetflixではほぼ終了直後から視聴可能になっている。すごい。実はこのドラマは韓国放送局のKBSで放送されたが出資したのはNetflixだった。アメリカのIT企業で190ヶ国以上に配信し2018年の売上は157億ドル(1.57兆円)、契約者数は世界で1億2500万人という企業だからこんな芸当ができる。韓ドラでいうと作品総数はUーNEXTが一番だがここは最新作最近作が弱い。Netflixはそこをカバーしてくれる。この2つの配信サービスがあれば韓ドラに関してはTVは不要と言ってもいい。

今日、元鹿大第2内科の雉子蔵Drが亡くなったという。彼は私とほぼ同世代、卒業年はいっしょだ。今年初めにピッピDrから「実は大腸癌の末期」と聞いていた。ここ20年くらい彼は内視鏡の世界からは距離を置き、独自の道を歩んでいたが、大腸癌なら本来それを見つけるのはお手の物だったんじゃないの?30年ほど前かな、大腸の注腸検査法のうまいやり方を彼がプリントにして後輩たちに見せていたのを思い出す。私の結婚が決まった時、沖縄の同じ病院にいた彼は「みんなで食事しに行こう」とカール以下職員を連れてお祝いをしてくれたそうだ。カールは今でも感謝していて「一次会はどこだったか忘れたけど二次会はニューハーフの店でその手の店は初めてだったからよく覚えている」と言う。「それに雉子蔵先生、時代劇のカツラを被ったらとても似合いそう」なんて感想も昔言っていた。私が最後に会ったのは7、8年位前か。新幹線の中だった。彼はスポーツ万能、特にゴルフはシングルまでいっていた。あの時も元気そのものだったのに。家族葬で済ませるらしいが本来なら盛大かつ賑やかだった結婚式のように大勢の人が集まってくれたほうが彼らしかったはず。享年64歳(満62歳)、まだまだやることはいっぱいあったはずだ。無念。

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