2020年3月5日木曜日

清老頭

今日は午後から休みでゆっくりと昼休みを過ごしていた。すると、サブアラドDrからスマホに連絡があり「今見ているか」ときた。「見ているよー、ビリ争いだね」とパソコン画面を見て答えると「ふふふ」と意味深な笑いをする。

昼休み時間になるとサブアラドはたいていネット麻雀をやっている。私も時間に余裕があればそれを観戦している。場はオーラス前。サブアラドは1万点ほどの持ち点でトップとは4万以上差のある3位だった。これでビリになったのならわざわざ電話してこない。何か大物手を上がった、きっと役満でも上がったのだろう。「役満でしょ。四暗刻?国士?大三元?」「ふふふ、見ていなさい」観戦機能は約5分遅れだ、しばらく眺めていると・・。うわ、配牌を見てすぐに分かった。1万、1ピン、9ピン、9索の対子と9万が1枚、清老頭のポン材がそろっている。9索ポン、1ピンポンで1索を引き入れ6巡目また1索を持ってきてすでに一向聴。これは上がれるわ。
続いて8巡目にはまたもや1索を持って来たのが大きい、これで役満清老頭(チンロウトウ)の聴牌。
4者とも鳴いていて清老頭の待ち牌、1万、9ピンは誰が持って来ても出す状況だ。どうなる?
あちゃー!5万点以上あるトップ目の親が持って来たよー。デバサイ(出場所が最高)!生観戦の役満達成の時にしか出ない効果音「ジャーン!」が聞けた。「ふふ、麻雀を35年以上やって来て初めての清老頭だった」とサブアラド。いや、おめでとう。私も清老頭は聴牌こそすれ上がったことはない。一生に一度上がれるかどうかの難しい役満だ。いやいや裏山しいぞ。

サブアラドはこれまでにも九蓮宝燈(ただし純正ではない)、地和など難しい役満を上がったことがあるそうだ。さすがに最難関の四槓子(スーカンツ)はない。それと清老頭と同じくらいの難易度の緑一色(リューイーソウ)はないという。へへ、緑一色なら私は二度上がったことがあるヨ。

役満の難関度では一に四槓子、二に純正九蓮宝燈、三に天和だ。その次に普通の九蓮宝燈、国士十三面待ち、大四喜、地和あたりで清老頭、緑一色が続き、字一色とここまでがやや難しい役満だ。最後まで言うと小四喜、大三元、国士無双となり一番上がりやすいのが四暗刻、でもそれですらそうそう上がれる訳ではない。ううむ、役満は麻雀の華、私も素直に上がりたいと思ったぜー。

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