日曜の朝、少し寒かった。カールが朝シャワーに入っていて1階居間は誰もいなかったのにガス暖房器具が作動していた。
「あら、もったいない」
無駄な光熱費を嫌うカールが消し忘れると珍しい。私はスイッチを消そうとしてパソコンテーブルの近くにあるガス暖房に近づいた。そこでハッと気が付いた。
テーブルの下にゲンちゃんがいる!(↓左がガス暖房、ゲンちゃんの後ろにはフットサルボールとボウリングバッグ)
ガス暖房はゲンちゃんの方を向いている。ああ、ゲンちゃん、暖まっているんだー。せっかく気持ちよさそうにまどろんでいるのを見れば、暖房を消すのは忍びなく、結局そのままにしておいた。
カールが上がってきてそのことを言うと、「私も消そうと思ったけどゲンちゃんがそこから動かないんでそのままにしていたの〜」と。うわ、ゲンちゃん相手だとなぜか甘くなるよ。
それにしても私たちってあれみたいだな、ほら、床下のタケノコが伸びるからって床板を剥がしてあげた良寛さま、そんなにお偉いわけではないけれどね・・。
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