オマルさんとの2子局はオマルさんがまた外勢を取り私が四隅を取る展開となった。自分が優勢と思って打ち進めたがオマルさんの無理手を上手く咎められない。そのうち左下の黒石を大きく取られる結果となりそこで逆転されたようだ。最後は「白がイイネ」と言われ私が投了した。うう、3子局から始まって2子局でも勝っていたが最後は2連敗し結局4勝4敗の五分になった。明日は退院なのでちょうど引き分けに終わった。もっと早く退院も出来たのになぜ明日かというと明後日に碁会があるからなんだそうだ。それは行かねばならないな。私と打ち続けたおかげか今週は以前のように調子が戻っていた。きっといい成績を残すだろう。
(と、ここまで書いての最新情報。別の囲碁好きな患者さんがいてその人も3月14日に碁会参加予定だったが、『コロナのせいで中止になりました』だってさ。残念、オマルさん)
この日は夕方から当直業務だった。でも、下血患者が来ていて救急大腸内視鏡中で17時半を過ぎてもまだ終了できなかった。すぐに90才代の高齢患者の救急車の要請があるも対応出来ないと断らざるを得なかった。で、18時には終わってようやく対応出来るようになった。夕食を摂り少し休憩気分だったところ、めまいの患者さんが救急車で来て入院になった。1時間経つと、今度は呼吸困難の高齢患者が運ばれ、胸部CTを見て、即気管挿管を決断した。家族に「挿管しなけば1日も持たない」と説明し緊急入院になった。それが21時半。23時台に酔っ払い患者の擦過傷、頭痛の若者と来て、午前3時には腹膜炎の30代の人、4時40分にトイレで頭部打撲した高齢女性がいずれも救急車で来て、とどめは6時過ぎに救急で来た胸水貯留の呼吸困難患者さん。指示出ししてようやく一眠り出来るとベッドに寝たのが午前7時で、始業時間の8時半まで少しでも睡眠が取れたのは良かったと思うことだった。
実は1週間前の当直は救急はおろか外来病棟からも何も呼ばれない夜だった。その反動はきっちりとやって来たわ。倍返しどころか5倍返しやで。
0 件のコメント:
コメントを投稿