2019年11月22日金曜日

AIが医療にも

最近はAIがらみの話題が多いが今度の学会でもそれに関するものがあった。例えば胃の検診を内視鏡で行う施設で検査医のほかに読影を後から行うケースで1件あたり早くても1分半は時間が掛かるという。それをAIにさせてみたらどうだったか。なんと1件1.3秒で終わると。しかも読影医がこれは組織生検を実施したケースはすべて生検必要と診断したとかでそこそこ信頼できるようになってきているという話だった。もっともまだまだ全面的に任せるほどにはなっていないが、囲碁のAIを見ても進む時には一気に進むもので、いずれ「AI診断ではあなたは癌の可能性99%」という時代が今すぐそこに来ていると感じた。

大腸内視鏡でもリアルタイムでも観察時にAIを起動させ画面で「ここに異常所見あり」と指摘するシステムもすでに出来ている。まだ商品化はされていないようだがこれも時間の問題だろう。人間が注意して観察すればAIには劣らないと思うものの、AIは疲れを知らないし何百倍何千倍ものスピードがある。私は利用しない手はないと思っている。囲碁AIのAlphaGOがプロ60人に60連勝した囲碁の棋譜を飽きず毎日見ている私ゆえ、今後の医療へのAIの利用が進むことを期待している。

夜は京都にいて四条通をカールと二人で歩いていた。ふと「あ、あそこにアップルストアがある」とカールが気付いた。ほう、行ってみようか。ちょいとした冷やかしのつもりだった。ところがここから一気にiPhone11を注文する展開になったのだ。カールは近々電池交換をしてしばらくiPhoneSEでしのぐつもりだったようだが私が「いずれ新しい機種に換えるつもりなら最新のiPhone11にしたら。(いずれ出ると噂の)SE2より余分にお金出る分は私が上げるから」と勧めた。それにアップルストアで買えば面倒なデータ移動など店がしてくれるしー。カールもその気になって「じゃー色は何にしようかしら」と6色並んでいるモデルを見始めた。店員は「新色のグリーンとかパープルが・・」と言っていたが私は絶対赤がカールには似合うと思っていたら、カールも「赤がいい」と即決だった。

ただ、あとから思えばこの時1時間ほどかけてデータ移送から購入まですべて済ませておけばよかった。その時は19時半、実は夕食のために四条通まで来ていたので明日夜にしましょうと後回しにしたのだった。今回の学会&旅行でいくつか小さな失敗をしたがこれもその一つだった・・。

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