2019年11月5日火曜日

中国人は空を飛ぶ?

連休明けで、しかも韓ドラ見放しでかなりの睡眠不足だった。朝は9時から子宮頚癌のスメア検査があるというのに医局の机でうつぶせ寝してしまい、気が付いたら10分も経過していた。ハッとなって急いで検査室まで駆け込んだ。今週担当のもっと掘れNsは遅いなと思いつつもピッチに連絡するのをためらっていたという。そんなー・・被検者が少し恥ずかしい思いをしながらずっと待たせてしまった・・・いやー、冷や汗ものだったヨ。<(_ _)>。

スメアが終われば今日は内視鏡担当だ。このところ、胃癌検診、大腸癌検診の二次検査依頼が多くずっと検査しっぱなしだった。検査の合間、私が眠そうにしているので「どうしたのですか」と内視鏡担当の看護師らに聞かれた。正直に話すと、コッパマNsや服緑Nsらが少し話に乗ってきた。コッパマNsは「チェ・ジウの『2度目の二十歳(2015)』を見ました?」「いいや、でもそのタイトルは知っている」「とっても面白かったですよ。ぜひ先生も見てー」と勧められ、服緑Nsは「『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』は終盤まで見て今は一休み、その代わりといってはなんですが中国ドラマを見ています」と言う。「中国ドラマまで手を出す気はないなぁ」と私。「面白いですよ。でも、笑っちゃうのが中国ドラマって役者たちが空を飛ぶんです」と言うから「何?」と目を剥いた。私は羽根が生えた人間が大空を闊歩するイメージを描いたが、彼女の言うのはいわゆるワイヤーアクションのことで庭を駆け上がったかと思えばあっという間に屋根に登っているんだそうだ。それって中国ドラマのお約束なんだろう。日本で言えばチャンバラ時代劇で日本刀で一振りすればあっという間に相手が死ぬなんてのはよく考えればおかしいのにそういうもんだと制作側も視聴者側も互いに納得している、それと一緒ネ。

それに中国ドラマではちょっと刺されただけなのに必ず口から血をドバーッと吐くんだと。それは日本のドラマではまずない。韓ドラでも役者が口から吐物を吐くシーンがリアルに出て来るが日本ではまずない。このあたり、大陸と島国の感覚の違いだろうか?探せばもっと違いがあるはず。そこに国民性の違いがあるのかな。私が暇を持て余していたらそんな研究を面白がってやっていたかもしれない。でも今は韓ドラを見るだけで精一杯だぁ〜。

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