2019年7月3日水曜日

思いはあふれても

マスコミの大雨に対する警告がすごかったが、姶良の市内はまあ降っているけど月曜ほどではないなと思っていた。しかし今夜も降る降ると言われれば鹿児島市内から勤務している人は早めに帰宅をと、病院でも早退を勧めていた。可愛いんだ理事長に「こてる先生も帰らないといけないんじゃないか」と話しかけられたが、「今夜は当直です」と答えると「あはぁそうか」と笑っていた。で、今夜は病院玄関と救急入り口に防潮板を挟んで思川からの浸水を防ぐ判断を任された。11年前に病院新築移転してからまだ一度も使ったことのない用具だ。総務の人たちがちゃんと使えるか事前に試していた。

市内在住のバブルワイドDr70才は「何があるか分からないから今夜は病院に残る」と医局に陣取っていた。ま、そのせいで私は当直室にパソコンやバッグも持っていって過ごす羽目になった。冷蔵庫以外はそろっているのでさほど不便は感じなかったが、今日から医局のREGZAでハードディスク録画ができるように設定していたのでそこだけは今一だった。0時頃、医局に寄ると、バブルワイドDrはクーラーがんがん効かせてTV付けたままソファでぐったり寝ておられた。お疲れ様〜。

崖崩れや川の氾濫で怪我人が出ない限り救急車も来ないだろう、そう思っていたが結局深夜帯に二人来た。いずれも大雨とは無関係の病気だった。起こされ次いでに明け方、思川を見に行くと水かさは氾濫とはほど遠いレベルだった。下の写真が病院のすぐ近くにある思川で、いつもは顔は隠さない私だがこの時は寝ぼけ顔でシワもムクミもあったせいで隠すわ。なお、「青雲会病院のうた」の2番の歌詞は「♪川面に映る 青い雲 思いあふれる 思い川」で始まる。http://www.seiunkaibyouin.jp/outline/seiunsayhigh/
うーむ、思いはあふれてもいいが、思川はあふれては欲しくないねえ・・。
電子機器や内視鏡機具など浸水しないように1階から3階の大会議室へ事前に対策していたがそれは結果的にはムダに終わった。でも良い訓練だったとも言える。ともかくも大きな被害がなくて何よりだった。

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