ストーリーも知っているしタイムシフトで自動録画されているからと1話2話は見ずにいたが今夜はたまたま見ていた。おおっと思ったのが、東元教授の娘で里見准教授に恋心を抱く佐枝子を里見が診察する場面。咳が続くというので里見が「では」と胸、背中を聴診器を当てて静かに聴診する。「軽い喘息症状が出ていますね」と言い「吸入剤出しておきますので」と処方の指示を出して終わるという取り立ててどうってことのないシーンなのだが、思わず「オレといっしょじゃん!」と声を出してしまったよ。いやー、このやりとりは私の外来でよくあるパターンなんだ。風邪の後に咳が残るケースがよくあり、最近は私は吸入剤を出すことにしている。これが結構効果があって後で患者らによく感謝される。うふ、ドラマの中で優秀で善人役の里見先生と同じだと思うとニヤリとするわー。
(里見役の松山ケンイチと東佐枝子役の飯豊まりえ)
視聴者の意見では以前の唐沢寿明版の方が良かったという意見が多いそうだが岡田准一も結構いいよ。ただ田宮二郎を知っている身からすれば財前五郎はやっぱり田宮と言いたい。そもそも財前五郎の「五郎」は山崎豊子さんが田宮の本名柴田吾郎から取っているくらいだしね。ともかく医療界がよほど変わらないかぎり今後も「白い巨塔」は制作されていくことだろう。
診察されたいです。聴診器大好きです。本物の先生にお医者さんごっこされたいです。charger-c-hearts@softbank.ne.jp
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