月末だ。病院ではこの時期レセプト業務で忙しい。今夜は21時過ぎに空港にカールを迎えに行かなくてはならないので病棟で病名付けや症状詳記の書類を作成していた。まだ食事もしていないので遅くとも20時過ぎまでには済まさなくては。
4階病棟でどうにかレセプトを終了出来たのは20時前。詰め所には事務の背後霊君と舞妓はんNsがいた。一仕事ついた気楽さでいろいろだべっていると、舞妓はんNsが「先生ってここ(青雲会病院)に来てどのくらいなるんですか」と質問してきた。「そうねえ」と言った直後、「あっ!」と声を上げた。びくっとする二人。何でもない場面で急に大きな声を出すのは私の悪い癖だが、自分でも驚いたんだ。
「今日でちょうど丸19年だったんだ。青雲会入職が2000年の6月1日だったんだよー」だから舞妓はんへの答えは「約」でも「だいたい」でもなくぴったり19年と答えることが出来る。もっと正確に言えば19×365+4=6939日だ。そうか、明日の6月1日からちょうど20年目に入るんか。人生の約1/3をここで過ごしたことになる。こんなに長く勤めることになろうとは思っていなかった。もし最初から20年そこに勤めなさいと言われていたら尻込みしていたと思う。今の調子でいけば丸20年もきっとここにいる。日々の積み重ねは偉大だぁ。
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