2019年5月9日木曜日

御朱印ブーム

今朝の新聞ラテ(ラジオテレビ)欄テレ朝系午後の「大下容子スクランブル」という番組に「ネットで高額転売横行御朱印」との記事があった。「あはー」と思ったのが中尊寺や毛越寺でも御朱印を希望する人たちが多く並んでいたのを見たからだ。金色堂など御朱印をもらう気がなければ比較的早く見物して見終わるのに御朱印の列の人たちだけは長く並んでいた。巷は御朱印ブームらしく以前は御朱印という言葉そのものも私など聞いたことがなかった。御朱印はその神社仏閣の参拝者向けに押印される印章のことだが、本来は参拝しないといけないのにコレクターのような人もでてきて、それが高額転売を生んでいるようだ。2010年ごろからブームになって最近ではどこでも見かけるようになった。中尊寺に行ったのは令和元年初日の5月1日だったからなおありがたく求める人が多かったのかな。

私やカールは御朱印には興味がない。それを集めるのを喜んでしまうと集めるのが目的になってしまうし、現に見たところそのために行列に並ぶという苦行を強いられてしまっている。参拝する所はたいていは厳かで清新な雰囲気のところが多く気分も良くなる。囚われてはいけない。そう思うのだが、ふと我が身を振り返れば、名所に行って何が何でもデジカメにそこの風景を収めねばというのもある種囚われかもしれない。「人の振り見て我が振り直せ」少しは自重しなくちゃな。

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