序盤は当然私が有利だったはずだが、右辺で損をして差が縮まった。しかしその後はいつもの悪い癖の相手の石を取ろう取ろうを抑え、慎重に打ち進めた。終盤になっても私は自分はずっとリードしていると思っていたのだが地を数えると案外そうでもない。何かポイントを上げないと厳しい情勢になっていた。で、左辺の相手白地が何となく形が悪く中に手を入れれば地を削減できそうと思ってやってみた。こういうのはたいてい失敗しやらない方が結局は得だったとなりやすい。だが、今日はこれが見事に決まった。10目近くあった白地がゼロになったのだ。いやー、上手(うわて)に対してこんなにうまくいくとは。
陣笠の形の白石4目にポンと黒石↓を付けてみた。
これに白は反発した。タケフの黒石4目↓が生還できるか?
白石も弱い部分がありこれで左にハネた黒石を遮断する手がないため生還できる。
3目の地をもってつながり黒大もうけ。
終わって私の3目勝ちだったからここでの手段が成功しなければ確実に負けだった。「今日はうまく打ったな」とお褒めの言葉ももらい、「もう1局」という再戦の言葉をやんわりお断りした。せっかく勝ったのにしばらくは余韻に浸りたいではないか。「体に気を付けて」と挨拶し帰宅した。
夜は天鳳でサブアラド四段と麻雀対戦。オーラス、サブアラドはビリ、私は3位だったが上位とは接戦でちょうど混イツ中ドラ1でリーチというハネマン手でリーチを掛け、あがればトップというその直後、な、なんとここで回線切れを起こした。ネット麻雀では時に起こることがあり、その場合急いで麻雀ソフトを起動すれば10数秒で復帰出来る。ただしその場合数手手が進み上がれないばかりか自動ツモ切り状態になるので放銃の危険もある。せっかくいいところだったのにと再びアクセスすると・・。ガーン!ショック!!リーチ直後にサブアラド四段は私の当たり牌の3ピンを切って追いかけリーチを掛けていた。ハ、ハネマンがぁ・・、トップがぁ・・。そして数巡後、サブアラドへの当たり牌を私は持って来てロンされた。なんていうことだ。幸い、それでもビリにはならず3位で終わったが、本来ならトップだったのよー。
(↓見てのとおり、美しくも高い勝負手リーチ)
(一発でサブアラドから3ピンが切られるも上がれず、
↓対面も合わせ打ちで難を逃れている。
あり得ないでしょ)
半荘終了後、電話が掛かってきてその悔しさを彼にぶつけた。リアル麻雀では絶対に起こりえないシーンに、同情されるやら、笑われるやら。彼はもう1回打とうかと言ってきたが、気持ちの整理が付かないし、それで打てば今度こそビリになりそうで、やんわりお断りしたのだった。ギャフン。
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