1週間前の日記「乱歩が好きです」に触発されてまた乱歩を読もうと書いた。それで今夜、屋根裏(ロフトと書くよりこっちが・らしい)に、しまってあるはずの乱歩全集を取りにいくことにし、はしごを使って登ってみた。ここに上がるのは何年ぶりか。空気の流れが悪いので長くはいたくない場所だ。ちょこまかと探すと見つかった。全部で10冊ほどもあるが全てを降ろすのには手が足りず、ぱらぱらとめくって「人間椅子」「パノラマ島奇談」「幽霊塔」などが収録されている2冊だけを上から下のベッドに落とし、後は降りるだけだった。
で、蒸し暑い中、早く降りようとしたところでハタと困った。はしごをロフトに掛けず壁掛けのまま登ったので簡単に降りられないのだ。ベッドに飛び降りるのは怪我をしそうだ。
どうにか降りようとロフトの柵に手を載せるが興味津々のゲンちゃんがロフトにやってきてあろうことか私の手にちょっかいまで出してきた。こらっ!どいて!そのうち、う〇こもしたくなってそっちも気になる。普通の汗ではなく冷や汗も出てきた。足をはしごに掛け右手はロフト床に乗せ少しずつ少しずつはしごを降りる。でも最後は飛び降りないと体を支えきれない。ええいっやっ!
ふうーっ・・。すぐにトイレに駆け込んだけれどどっと脂汗がにじんだ。まさかこんなことで命もあわやもしかして大怪我もなんてサスペンスを感じるとは。
そうか、さすが「乱歩」、足も乱れたわけだわ。
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